映画紹介1126 CONCRETE UTOPIA・QUANTO BASTA  | dokidoki感

映画紹介1126 CONCRETE UTOPIA・QUANTO BASTA 

こんにちは


これらの映画を観ました


コンクリートユートピア




簡単なあらすじ

大災害で唯一倒壊を免れたマンションで
住民たちは生きるために取った方法とは


感想

韓国のパニックスリラー映画です

地震というか地殻変動による大災害が発生し
韓国は壊滅状態に陥りますが 1棟のマンションガ
奇跡的に倒壊せず 住民もほぼ無事でした

すると近隣住民が押し寄せてきて 
寒さをしのがせて欲しいとのことで
当初は人道的に引き受けていたのですが

見知らぬ人同士の関係は 段々と壊れてゆき
衝突することが度々起こるようになり

マンション住人は自治会を結成し 代表者を決め
どうするか話し合うことにすると

以前の出来事で注目は浴びるも 普通の男性
ヨンタクが代表者に選ばれることになり
話し合いの結果 住民以外は退去させる事になり

ヨンタクは代表として居住者以外の人たちに
出ていくよう伝えると 激しい衝突となるも
なんとか追い出しに成功

さらにヨンタクは代表者として立派に勤め
安寧が訪れたかの様に想えましたが
ヨンタクは段々と変わってゆきました

ヨンタクの変貌ぶりとは 住民たちの運命は
という物語で

開始50分は生々しくて 実際こんな事が起きると
自分は見知らぬ人を助けられるだろうか
いや知らない人は家に入れることはできず

マンションの集会室や共用スペースを使い
物資を渡すのが関の山だろうな なんて
災害時を空想しながら観ていました

それからヨンタクが少しずつ変わってゆく様は
誇張やフィクションではなく 実際ありそうで
とてもリアルに感じましたが

終盤はやはり映画 ちょっと派手になってしまい
現実的なドラマで良かったのが 少し残念でしたが
それでも充分楽しむ事出来ました

そしてラスト 暴走してしまったヨンタク
これをどう捉えるか人によって変わるでしょう
私はヨンタクの背景や行動実績から
私は彼にシンパしてしまいました

この監督はどちらが正しいではなく 
基本的に観客に委ねていると思いますが
ラストシーンで少しメッセージを感じました

面白かったです


85点




トスカーナの幸せレシピ




簡単なあらすじ

傷害事件で服役した一流シェフが社会奉仕で
障害者に料理を教えることになりました


感想

イタリアのヒューマンドラマで
アマプラで鑑賞

一流シェフのアルトゥーロは職場で障害事件を起こし
半年の懲役刑となりますが 数か月は障害者たちへ
料理を教える奉仕活動を命じられました

現地に行ってみるとアスペルガー症候群の若者達で
一見普通のようですが 強い個性がありました

指導を始めるとアルトゥーロの話し方 言葉は
ガサツで乱暴なので 他の教員は肝を冷やすも
1人の生徒グイドには才能がありました

クラスではグイドが一番症状重いのですが
グイドは料理人を目指しており 
料理人コンテストに出ることを決意し
アルトゥーロが帯同することになります

グイドは両親がおらず 祖父母が面倒見ているため
不安な祖父母を安心させられるよう
コンテストで優勝し自立することを目指すのと

アルトゥーロは知り合いのツテで得た 
シェフの座を得ようと 頑張るのですが

コンテストとアルトゥーロの試用テストが重なりました
果してどうなるのか という物語

アルトゥーロはよく言えばざっくばらんですが
教える相手の事を慮る気持ちがあるなら
こんな話し方するなよ だから傷害事件起こす
原因を作ったりしているんだろと 不愉快ですが
まあこれはそう感じされる演出だと思っていました

以降の展開もほぼ予想通りで 普通と思っていたら
ラストはさすがヨーロッパ映画
ハリウッドや方や邦画には無い展開で良かったです

そう言えば途中グイドが美しい少女と出会うのですが
それもヨーロッパ映画展開で これは障害者を
特別ひいきせず 普通の人と同じと言いたいのでしょう
日本ならヒステリー起こしたり 叩く人いそうです

そんなので終盤までは 60点くらいだと思っていたけど
終盤とラストシーンが良くて


75点