映画紹介1122 怪物・HOLIDAY
こんにちは
これらの映画を観ました
怪物
簡単なあらすじ
小学校でよくある子供同士のもめ事が大騒動に
それを色んな角度から描きます
感想
監督是枝さん 脚本坂元裕二さん 音楽坂本龍一さん
で話題になりまくった 邦画イヤミスです
小学生の湊は 父を事故で亡くし母と二人暮らし
そんなせいで母は湊を大事に育てているのですが
湊の様子がおかしいと感じた母が問い詰めると
担任の保利に暴力や暴言を受けていると聞き
学校に乗り込み 抗議をします
すると校長は孫を事故でで亡くしたばかりで
覇気がなく 保利は無責任でまるで他人事な
発言ばかりするので 母はブチ切れます
自分の子供が教師からイジメまがいの行為を受け
こんな対応されたら 当然だと感じて見ていると
次は保利の目線で物語が描かれると
それまでの世界が一変します
また湊のクラスには星川という少年がおり
星川が湊の靴を持っていたことがあり
星川がイジメに加担しているようなのですが・・・
そして湊と星川 2人の姿が消えてしまい
母と保利は懸命に捜索していると
湊と星川2人の目線の物語が始まりました
果して真相は 2人はどこに行ったのか
という物語です
是枝監督映画はほとんど観ており どれも好きだし
坂元さん脚本のマザー それでも生きてゆくが
大好きなので 大きな期待を抱き臨んだところ
期待以上とまではいかないかもですが
期待通りの良い物語だと感じました
息子を愛する母 生徒想いの教師
それぞれの目線で見る景色は違うの仕方ないし
切り取った説明では いかようにも印象操作が
出来てしまう メディアへの皮肉と
映画観てる人への注意喚起のようで
この手の展開 貫井徳郎さんの本を連想しました
さらに俳優陣に関し 子役の2人がうまくて驚愕!
是枝さん 誰も知らないでも子役の演技が
良かったのですが なんかコツあるのでしょうね
他の役者の方も全員うまい 特に安藤サクラさん
自然体すぎで良かったし
これに坂本龍一さんの音楽 素晴らしかったです
そしてラストは 私の予想が当たっているなら
負の余韻残るもので 好みなのですが
そんなラストや 火事 湊の父 校長の件など
ハッキリしないことが多く終わったのは
少し残念でした
92点
ホリデー 有銭無罪 無銭有罪
簡単なあらすじ
囚人たちが 移動中のバスから脱走し
ある事を訴えようとします
感想
韓国のクライムサスペンスで実際にあった
脱走事件をベースにしてるそうです
ソウルオリンピック直前の韓国で政府は
外国人からの見た目を気にし
スラムを撤去しようとします
東京オリンピックで歌舞伎町とかでもありました
住んでた人たちは行き場がないから反発すると
警察と衝突し 暴行事件に発展し
カンヒョクは逮捕されるばかりか
弟が撃ち殺されてしまいました
カンヒョクは10年の服役を命じられると
そこに弟を殺した男が副所長としてやってきて
復讐をしようとするも失敗に終わり
懲罰どころか拷問まで受けてしまいました
それのみならず ニュースで大金を横領した
政治家の身内は懲役7年なのに
自分や万引きした者が懲役10年以上なのは
金がある者の罪は軽減されるのかと憤りを覚え
移送されるバスから脱走し 自分らの主張を
政治家に伝えようと 複数人で脱走を計画します
果して脱走は成功し 声を届けられるのか
という物語でした
この映画2006年製作とのことですが
映像がやけに古臭いように感じたのは
1980年代を描いているからわざとでしょうか
また音楽や演出も古臭く 物語はベタな展開で
わかりやすいのも昭和の日本映画観てるようでしたが
韓国映画らしく 暴力や残虐描写は激しく
役者たちの演技は迫真なのは熱量を感じました
しかし一般人を巻き込んでるのが犯罪だから
まったく同情はできないし
ラストは物語の整合性に疑問を覚える論理的ではなく
なにより さあ感動しなさいの押し付けが
強すぎて とてもクサく感じてしまいました
イマイチでした
48点
これらの映画を観ました
怪物
簡単なあらすじ
小学校でよくある子供同士のもめ事が大騒動に
それを色んな角度から描きます
感想
監督是枝さん 脚本坂元裕二さん 音楽坂本龍一さん
で話題になりまくった 邦画イヤミスです
小学生の湊は 父を事故で亡くし母と二人暮らし
そんなせいで母は湊を大事に育てているのですが
湊の様子がおかしいと感じた母が問い詰めると
担任の保利に暴力や暴言を受けていると聞き
学校に乗り込み 抗議をします
すると校長は孫を事故でで亡くしたばかりで
覇気がなく 保利は無責任でまるで他人事な
発言ばかりするので 母はブチ切れます
自分の子供が教師からイジメまがいの行為を受け
こんな対応されたら 当然だと感じて見ていると
次は保利の目線で物語が描かれると
それまでの世界が一変します
また湊のクラスには星川という少年がおり
星川が湊の靴を持っていたことがあり
星川がイジメに加担しているようなのですが・・・
そして湊と星川 2人の姿が消えてしまい
母と保利は懸命に捜索していると
湊と星川2人の目線の物語が始まりました
果して真相は 2人はどこに行ったのか
という物語です
是枝監督映画はほとんど観ており どれも好きだし
坂元さん脚本のマザー それでも生きてゆくが
大好きなので 大きな期待を抱き臨んだところ
期待以上とまではいかないかもですが
期待通りの良い物語だと感じました
息子を愛する母 生徒想いの教師
それぞれの目線で見る景色は違うの仕方ないし
切り取った説明では いかようにも印象操作が
出来てしまう メディアへの皮肉と
映画観てる人への注意喚起のようで
この手の展開 貫井徳郎さんの本を連想しました
さらに俳優陣に関し 子役の2人がうまくて驚愕!
是枝さん 誰も知らないでも子役の演技が
良かったのですが なんかコツあるのでしょうね
他の役者の方も全員うまい 特に安藤サクラさん
自然体すぎで良かったし
これに坂本龍一さんの音楽 素晴らしかったです
そしてラストは 私の予想が当たっているなら
負の余韻残るもので 好みなのですが
そんなラストや 火事 湊の父 校長の件など
ハッキリしないことが多く終わったのは
少し残念でした
92点
ホリデー 有銭無罪 無銭有罪
簡単なあらすじ
囚人たちが 移動中のバスから脱走し
ある事を訴えようとします
感想
韓国のクライムサスペンスで実際にあった
脱走事件をベースにしてるそうです
ソウルオリンピック直前の韓国で政府は
外国人からの見た目を気にし
スラムを撤去しようとします
東京オリンピックで歌舞伎町とかでもありました
住んでた人たちは行き場がないから反発すると
警察と衝突し 暴行事件に発展し
カンヒョクは逮捕されるばかりか
弟が撃ち殺されてしまいました
カンヒョクは10年の服役を命じられると
そこに弟を殺した男が副所長としてやってきて
復讐をしようとするも失敗に終わり
懲罰どころか拷問まで受けてしまいました
それのみならず ニュースで大金を横領した
政治家の身内は懲役7年なのに
自分や万引きした者が懲役10年以上なのは
金がある者の罪は軽減されるのかと憤りを覚え
移送されるバスから脱走し 自分らの主張を
政治家に伝えようと 複数人で脱走を計画します
果して脱走は成功し 声を届けられるのか
という物語でした
この映画2006年製作とのことですが
映像がやけに古臭いように感じたのは
1980年代を描いているからわざとでしょうか
また音楽や演出も古臭く 物語はベタな展開で
わかりやすいのも昭和の日本映画観てるようでしたが
韓国映画らしく 暴力や残虐描写は激しく
役者たちの演技は迫真なのは熱量を感じました
しかし一般人を巻き込んでるのが犯罪だから
まったく同情はできないし
ラストは物語の整合性に疑問を覚える論理的ではなく
なにより さあ感動しなさいの押し付けが
強すぎて とてもクサく感じてしまいました
イマイチでした
48点