映画紹介1111 FAMILY DINNER・お前の罪を自白しろ | dokidoki感

映画紹介1111 FAMILY DINNER・お前の罪を自白しろ

こんにちは


これらの映画を観ました


ファミリーディナー



簡単なあらすじ

ティーン女性がダイエットのために料理研究家の
叔母をを訪ねると 不気味な体験をします


感想

オーストリアのホラー映画です

シミーはぽっちゃりしている事を気にしており
イースター休暇に料理研究家でダイエットにも
精通している叔母の家に 泊まりに来ました

叔母のクラウディアは人里離れた場所に
新しい夫シュテファンと前夫との子供フィリップの
3人で住んでおりシミーを快く受け入れます

月曜日のシミーは楽しく過ごせるばかりか
クラウディアの美味しい料理も食べられ
満足するのですが ダイエットの事は相談できず

クラウディアはダイエットに厳格だし
現在断食中で言えない雰囲気だったのです

火曜日フィリップは嫌悪感むき出しなばかりか
嫌がらせをしてきて困惑していると
話の流れからクラウディアはダイエットの
相談に乗ってくれると 断食を命じられました
しかしシミーは快諾して実行

水曜日の朝シュテファンとフィリップには
なにか確執があるような感じがし
少し気になる程度だった 家庭の不穏な空気が
露わになり 木曜日には変な物を発見

シミーはステファンと脱出を図るのですが
果して成功するのか クラウディアが待望する
イースターの儀式とは何なのかという物語

映像や登場人物らにダークな雰囲気があり
不穏さを感じるのに対し シミーは結構図太く
マイペースなのが対照的なので際立ちます

物語は淡々と進行し何が起こるのか?
を期待させますが このオチは中盤から読めたので
私は退屈に感じました

でもラストはさすがヨーロッパ映画
私は好みでした

61点




お前の罪を自白しろ




簡単なあらすじ

大物国会議員の孫娘が誘拐されますが
目的は身代金ではなく 政治家の犯した罪を
告白しろという要求でした


感想

名前は聞いたことあった邦画サスペンスですが
映画ではなく 多分原作小説で知っており
アマプラにあったので観てみました

与党の内閣副大臣という要職につく清次郎は
政権の汚れ仕事を任されており 現在も
ある土地開発をめぐる 総理大臣の疑惑を
真向否定し 火消しに奔走しています

清次郎には3人子供がおり
長男は県会議員 長女は市会議員と結婚している
政治家一家なのですが次男の晄司は起業に失敗し
不本意ながら清次郎の秘書を務めており

父親が疑惑を否定していることが
悪に加担しているようで どうも承服しかねてます

ある日長女の娘が誘拐され 家族は慌てていると
犯人から連絡があり 要求は金ではなく
清次郎の犯してきた罪を記者会見で公表しろとの事

清次郎は孫娘のために会見を開く事を決意しますが
内容によっては政権が転覆する事になり
自らの立場まで危うくなってしまい
どこまで話したら良い物かと悩むのと

せめて犯罪にはならないよう「指揮権発動」を要求
果してそれは受け入れられるのか

そんな中 晄司はめいを救うため奔走します
果して犯人は誰か 政権はどうなるのか 
娘の無事は という物語でした

私は指揮権発動という言葉を知らないので
本当に存在するのか?と思い検索すると
実際にあり 過去1度利用された事あるそうです

平たくゆうと 法務大臣が認めれば
証人が証言しても 罪に問われないと出来るらしく

言わば司法取引的な感じで この場合なら
誘拐された被害者保護を優先とした
緊急避難的な措置なのだと思います

そんなので清次郎は孫を救うために告白したいけど
政権は大ダメージを受けるから阻止したい駆け引き

そして幼い子を誘拐する卑劣な誘拐犯との対峙は
スリリングな骨太な物語でアツかったです

脇役の刑事で1人 演技が過剰でクサいのと
長女早く着替えろよとか ある人のキャスティングが
どうにも違和感あったりとツッコミ所ありましたが

冒頭 娘を誘拐された長女が責められると
「私のせいですか?そもそも責任の所在は・・」
と清次郎を糾弾する時点で引き込まれ

晄司が大物政治家と駆け引きする様子も面白く
ラストは私の想像と違う展開になったのは
少し残念だけど これはこれで良かったし
私はとても面白かったです

でも原作はもっと深く描いており面白いのでしょうね
原作読んでみたくなりました


87点