映画紹介1137 貞子DX・PLAN A | dokidoki感

映画紹介1137 貞子DX・PLAN A

こんにちは


これらの映画をアマプラで観ました


貞子DX




簡単なあらすじ

貞子を科学する(アリエール風に)


感想

大人気邦画ホラーの続編作品です

全国で突然死する事件が勃発し マスコミの調べで
あるビデオを見たことが報じられ これは20年前の
呪いのビデオではないかと噂されます

文華はIQ200あり TVでコメンテーターも務め
その事件を取りあがると 呪いなんかではなく
トリックや心理的要因ではないかと訴えます

しかし妹が呪いのビデオを見てしまったので
ビデオの謎を解き明かそうと奮闘します
という物語でした

はじめてリングを観た時は怖すぎて衝撃だったけど
その後の続編は落胆しまくったこと昔記事にしました
その時の記事

そんなので こちらも興味なかったのに
アマプラにあったにでつい試してみると

序盤は雰囲気あり面白そう!と思ったら
文華のパートナー的な存在がウザくて仕方ないし

真相的な事は早い段階から読めていたし
なによりコミカル過ぎて 全く怖くなくて
これはダメだ と思っていたのですが

終盤からラスト辺りになると もうホラーではなく
コメディだと割り切り リングと別物だと思えば
それなりに楽しめるかもしれないと感じました

しかしIQ200という設定から 科学だか論理的に
貞子を解剖してくれるかと思ったのに
これならIQ200無くても可能だった
というか 以上に活躍する人いたし

設定がブレてるし 物語は浅いし
やはりトータルはイマイチで
俺の貞子を返せ と思ってしまいました


33点




復讐者たち



簡単なあらすじ

ナチスに家族を殺された男が復讐のため
テロ組織に加入すると 壮大な復讐計画を知ります


感想

ドイツとイスラエル合作 この2国が合作していることに
とても意義を感じる内容のドラマでした

第二次大戦後 ナチスの収容所に居たユダヤ人マックスは
故郷に帰るも家族かおらず 必死で捜索するも会えず

イギリス軍の難民キャンプに辿り着くと 知人から
妻と子供がナチスに殺された事を知り絶望すると共に

イギリス軍に属しながらナチス残党を処刑する
ユダヤ人グループに加わり 一緒に復讐を実行

しかしそのグループが移動を命じられたため
復讐が出来なくなると知ったマックスは
一般人らがドイツ人に復讐をするテロ組織
ナカムに合流することとなります

すると そこではナチスの残党だけではなく
ドイツ人全てが復讐の対象で 規模が大きい
テロの計画を知りました

果してその計画とは マックスの取った行動は
という物語でした

ユダヤ人迫害の映画は今までいくつも観ましたが
ユダヤ人がドイツに復讐するという内容は初めて

しかしこちら事実ベースの物語だから
本当にあったことでしょうし ユダヤ人迫害の事を
考えれば そんな人間が現れるのも当然でしょう

つまりドイツはユダヤ人に対して悪いことしたし
ユダヤ人も程度の差はあれ ドイツに悪い事をしたと

それぞれが反省しているような内容は
今後を建設的に考えて行こうという前向きな姿勢で
いい物語だと感じました

あと 少しネタバレになるからすみませんですが
歴史を考えると問題ないはずなので述べると

もしこの計画が成功していたなら ユダヤ人は
世界から非難されて イスラエル建国は叶わなかったかも

そんな背景を考えると 復讐は私欲は満たすかもだが
何も生まないという教訓をとても感じて
いい映画だと思いました


81点