映画紹介1146 PERFECTLY NORMAL FAMILY・ROAD HOUSE | dokidoki感

映画紹介1146 PERFECTLY NORMAL FAMILY・ROAD HOUSE

こんにちは


これらの映画をアマプラで観ました


パーフェクトノーマルファミリー



簡単なあらすじ

2人のかわいい娘がいるのに両親が離婚
その理由は・・・ 娘たちは悲しみと衝撃

感想

デンマークのヒューマンドラマです

最近シックオブマイセルフ アナザーラウンド
イノセンツ 聖地には蜘蛛が巣を張る ある人質
デンマーク映画多く観てるのは 多分デンマークの
映画に良作が多いからでしょう

11歳のエマはサッカーが大好きでチームに所属し
活躍し 優しい両親と姉のカロリーネと仲良く
幸せな毎日を送っていた ある日の朝
母が急に離婚することになったと言い出し驚き

その理由は父がトランスジェンダーで女性になる
その理由に呆然とするほどの衝撃を受けます

しかし父の決意は固く 家を出てタイに行き
性転換手術まで受け 女性の身体となり再開します

カロリーネは少し大人(多分17歳くらいのはず)
なので父を受け入れられるも エマは父は好きだけど
現状にどう向き合ってよいのかわかりません

この家族はどうなるのか という物語でした

11歳で父が女性になると言われたら
当然ショックを受けるでしょうし
手術後の父を同級生に見られると 揶揄されるの
当然いけないことですが 仕方ないことでしょう

なのでエマは父が好きなのに どう接すれば良いのか
距離感を掴めなかったり 言ってはいけないこと
本意ではない事を言ってしまうの とても分かり
それを丁寧に描いているのが とても良かったです

激しい事件は特になく エマはじめ登場人物の
心の機微を描いた 良い映画だと思います

特に73分からの展開からのラスト グッときました
さあ泣きなさい的な押し付けはなく
こうして淡々と描く方が 私は好みです

このタイトルは完璧に普通の家族となるのでしょうか
こんなの全然普通でしょ って主張しているようで
良いタイトルだから 変な邦題でなく良かった

面白かったです


89点




ロードハウス 孤独の街




簡単なあらすじ

無双の地下格闘家が用心棒として雇われたバーで
大きなトラブルに巻き込まれました


感想

それなりの面白さはあるけど 物語が予定調和で
こんなの感動するだろ的な押し売りが嫌いで
(昔の邦画がこんなの多かったり
ハリウッドなら映像で圧倒し誤魔化してるパターン)

最近信用していないアマゾンオリジナル映画ですが
ジェイクギレンホールなので観てみました

元UFC格闘家ダルトンは引退後地下格闘技で
金を稼いでおり それを見た女性クレイに
バーの客が乱暴で困っているから 

バーで用心棒をして欲しいという
逆ピーターアーツなオファーが入ります
(ピーターアーツは用心棒からプロ格闘家に)

ちなみにこの映画1989年製作された映画の
リメイクですが 当時からUFCは人気で
こんな啓蒙映画に携わること出来たのでしょうね

ダルトンは当初断るも 仕方ない理由で行くと
そこは離れ小島の小さな町で 雰囲気良いし
人は優しく 住み心地の良さに安穏とします

そしていざ仕事になってみると 
バーの乱暴者は簡単に制圧 排除でき
イージーな仕事だと思っていたら
なぜかマフィアのボスの反感を買い 狙われます
その理由とは

またダルトンはまだ現役で活躍できたのに
なぜ引退したのか という物語でした

強いけど それをひけらかすことなく
心身共に強い格闘家ダルトンが弱きに寄り添い
強きをくじく設定がよいし 

ダルトンの職人気質的な人格 バイオレンスな
映画の雰囲気が良くて 観ていたら

終盤は派手なアクションの雑な展開となり
ラストの格闘 これまでのテイストと違う
格闘路線から外れた 乱暴な暴力
興ざめしてしまくりました なんすかこれ?

そしてラストシーン それはバーにも分けろよ
スッキリしそうでしないラストに疑問

わかりやすいとても簡単な物語でこの展開
私は まったく好みではありませんでした

心の機微を描くなら それに徹するべきだし
アクションに徹するなら この設定は受け入れられず

なのでマチェーテ シス 特攻野郎Aチームのような
頭を空っぽにさせるバカさある方が好きです


31点