映画紹介1108 STONE SKIPPING・愚行録
こんにちは
これらの映画をアマプラで観ました
連鎖
簡単なあらすじ
韓国版 偽りなき者(リメイクではないです)
感想
30歳を超えているが8歳程度の知能のソックは
精米所を営みながら 周囲の優しい人たちに支えられ
田舎の村で毎日楽しく暮らしています
ある日14歳の少女ウンジがソウルから父を捜すため
やってきてシェルターに住み始めるも
ウンジは反抗的な態度で 施設の指導員女性キムは
手を焼き自宅に電話をかけてみると
母親は家出でしたが 私には手に負えないから
面倒をみてくれと 呆れた責任放棄
仕方なくウンジを預かっていると ウンジとソックは
出会い仲良くなってゆきます
ここまで とてもウンジの境遇は可哀そうだけど
ほのぼのした良い物語だなー と思っていたら
ある日ソックの家でアクシデントがあり
それを目撃したキムはソックが加害者だと思い
ソックを警察に引き渡し 裁判となりました
本当は無実だけど ソックは事実を説明できず
ウンジも事故で記憶が定かでないため
何が起こったのか わかっていません
果してソックの運命は ウンジの父親は・・・
という物語でした
中盤の事故が起こると ウンジの親が登場し
自分の娘がと同情を惹こうとするのが不愉快
ただその時に私は物語の真実が読めました
そして周囲もソックの事を疑い 糾弾し始めるのですが
現場を目撃したキムが誤解するのは仕方ないし
裁判にまでなったなら疑う事も仕方ないから
観ている側はやるせない気持ちになってしまいました
上に書いた 偽りなき者はデンマーク映画で
淡々とした感情で進行してゆくのに対して
こちらはさすが韓国映画 感情豊かに描かれており
違った雰囲気で鑑賞することが出来ました
そしてラストは 予想外で偽りなき者と同じく
負の余韻残りまくりで 良かったです
ただウンジの親のこと もっと描いて
ちゃんとハッキリさせて欲しかったです
89点
愚行録
簡単なあらすじ
幸せな一家が惨殺される事件があり
週刊誌記者が取材すると クズの連続発生
感想
以前読んだ貫井徳郎さんの小説を映画化した物なので
物語はこちらから
原作を読んだ時 慟哭ほどではないにしても
映画化にするのは難しいかもと感じましたが
映像化されてたのアマプラにあり観てみると
こちら かなり原作に忠実で驚きました
物語だけでなく 映像の雰囲気もまんまって感じ
そんなので文章だけより 分かり易いから
とても良いと思うのですが
いかんせん物語が陰鬱過ぎるから
ネットの評価はまあまあって感じなのでしょう
ちなみに私が好きなイヤミスは
桐野夏生 グロテスク
真梨幸子 殺人鬼フジコの衝動
湊かなえ 告白
葉真中顕 絶叫
青木史恵 はぶらし
そしてこの貫井さんの愚行録なのですが
(他に慟哭 乱反射なども大好きですが愚行録が
一番負の余韻に浸ることが出来ます)
(ちなみにイヤミスと呼ばれる物をはじめて読んだの
グロテスクが そのせいか一番好きな作品です)
原作を読んで展開 ラストを知っていたのに
まったく楽しめたのは 原作に忠実だったからでしょう
あと満島ひかりさん以前から凄い女優さんと思ってましたが
この映画でも すごかったー
少しエピソードが抜けてたり 結末は同じだけど
ラストの表現変えていたのは
映画だから時間の都合上仕方ないでしょう
とても面白かったです
92点
これらの映画をアマプラで観ました
連鎖
簡単なあらすじ
韓国版 偽りなき者(リメイクではないです)
感想
30歳を超えているが8歳程度の知能のソックは
精米所を営みながら 周囲の優しい人たちに支えられ
田舎の村で毎日楽しく暮らしています
ある日14歳の少女ウンジがソウルから父を捜すため
やってきてシェルターに住み始めるも
ウンジは反抗的な態度で 施設の指導員女性キムは
手を焼き自宅に電話をかけてみると
母親は家出でしたが 私には手に負えないから
面倒をみてくれと 呆れた責任放棄
仕方なくウンジを預かっていると ウンジとソックは
出会い仲良くなってゆきます
ここまで とてもウンジの境遇は可哀そうだけど
ほのぼのした良い物語だなー と思っていたら
ある日ソックの家でアクシデントがあり
それを目撃したキムはソックが加害者だと思い
ソックを警察に引き渡し 裁判となりました
本当は無実だけど ソックは事実を説明できず
ウンジも事故で記憶が定かでないため
何が起こったのか わかっていません
果してソックの運命は ウンジの父親は・・・
という物語でした
中盤の事故が起こると ウンジの親が登場し
自分の娘がと同情を惹こうとするのが不愉快
ただその時に私は物語の真実が読めました
そして周囲もソックの事を疑い 糾弾し始めるのですが
現場を目撃したキムが誤解するのは仕方ないし
裁判にまでなったなら疑う事も仕方ないから
観ている側はやるせない気持ちになってしまいました
上に書いた 偽りなき者はデンマーク映画で
淡々とした感情で進行してゆくのに対して
こちらはさすが韓国映画 感情豊かに描かれており
違った雰囲気で鑑賞することが出来ました
そしてラストは 予想外で偽りなき者と同じく
負の余韻残りまくりで 良かったです
ただウンジの親のこと もっと描いて
ちゃんとハッキリさせて欲しかったです
89点
愚行録
簡単なあらすじ
幸せな一家が惨殺される事件があり
週刊誌記者が取材すると クズの連続発生
感想
以前読んだ貫井徳郎さんの小説を映画化した物なので
物語はこちらから
原作を読んだ時 慟哭ほどではないにしても
映画化にするのは難しいかもと感じましたが
映像化されてたのアマプラにあり観てみると
こちら かなり原作に忠実で驚きました
物語だけでなく 映像の雰囲気もまんまって感じ
そんなので文章だけより 分かり易いから
とても良いと思うのですが
いかんせん物語が陰鬱過ぎるから
ネットの評価はまあまあって感じなのでしょう
ちなみに私が好きなイヤミスは
桐野夏生 グロテスク
真梨幸子 殺人鬼フジコの衝動
湊かなえ 告白
葉真中顕 絶叫
青木史恵 はぶらし
そしてこの貫井さんの愚行録なのですが
(他に慟哭 乱反射なども大好きですが愚行録が
一番負の余韻に浸ることが出来ます)
(ちなみにイヤミスと呼ばれる物をはじめて読んだの
グロテスクが そのせいか一番好きな作品です)
原作を読んで展開 ラストを知っていたのに
まったく楽しめたのは 原作に忠実だったからでしょう
あと満島ひかりさん以前から凄い女優さんと思ってましたが
この映画でも すごかったー
少しエピソードが抜けてたり 結末は同じだけど
ラストの表現変えていたのは
映画だから時間の都合上仕方ないでしょう
とても面白かったです
92点