映画紹介1102 THE OUT POST・FOE | dokidoki感

映画紹介1102 THE OUT POST・FOE

こんにちは


これらの映画をアマプラで観ました


アウトポスト




簡単なあらすじ

過酷なアフガン紛争でも特に絶望的な状況で戦う
部隊の様子を描いています


感想

まったく知らない戦争映画でアフガン紛争は
アメリカとテロリストが戦った位の知識しかなく
かなり他人事な感じで鑑賞してみました

アフガニスタンのある地域で国の転覆を謀る
タリバンの侵攻を抑えるために アメリカ軍は
アウトポストと呼ばれる基地を設立するのですが

そこは四方を山に囲まれたというか
山間の谷のような 低地にある場所だから 
相手からは丸見えの さあ攻撃してください!
とでも言うような 絶望的なロケーションです

そんな状況だから 補給もままならないし
常に相手からの攻撃を受けてから応戦する
半サンドバック状態な基地なので

私はこの様子を見た途端 こんな所に基地を作る
上層部はバカなのか?と真剣に思いました

そこに招集された陸軍兵たちは 特に不満漏らさず
与えられたミッションをこなそうとするのですが

ほとんどの兵がよく言えば大雑把で能天気なのは
あえてそんな兵士を送り込んだのでは?
と上層部の腹黒さを疑ってしまいます

要は兵士を消耗品として考えているということ
実際 思考や発言に問題ある兵士がいたのは
そういうことではないでしょうか

さらに別の場所で働く直近の上官が 
大切な軍事車両を戻せと言うのですが

アウトポスト側からすれば無くなるのが困るだけでなく 
道中が大変すぎるから 拒絶したいのに了承します

これは上意下達社会の弊害でしかないと思っていたら
案の定 車両は移動中事故り大破します
これは運転側の問題ではなく 上司の問題

そんな色んな問題を抱えながらも ほとんどの兵士は
アメリカンな良い意味でのバカさでやり過ごしていると

タリバン300名の総攻撃を50名で迎え撃つ
絶体絶命な戦いが始まりました 
果たして兵士たちの運命はという物語でした

私は戦争物の映画は嫌いではないけど
大好物というわけではありません

戦時中の過酷さを描く事で反戦に繋げるのは良いけど
大抵大げさな家族 友情の内容を含め
感動の押し付けが苦手に感じたりするのに対して

こちらは普段の兵士たちと 戦闘の大変な様子を
淡々と描いているのは リアルな戦争って感じで
私はとても良かったです 
Uボート観た時もそんな風に感じました

しかし戦争はいけないとは思いますが 彼らのおかげで
テロリストの拡大を防いでいるのも事実だから
考えさせられる映画だし

私はこの兵士たちに賞賛を送りたいです

90点






もっと遠くへ行こう




簡単なあらすじ

人類が宇宙へ移住する社会で夫だけが2年間の
移住のオファーが届き 夫婦関係に亀裂が生じます


感想

アメリカ オーストラリア イギリス合作の
アマゾンオリジナル映画でSFイヤミスでした

2065年の地球は異常気象 人口増加で人類が
住みにくくなったため 宇宙に移住する社会で

ヘンは夫ジュニアの実家で人里離れた農園で
生活をしており 平凡な毎日を過ごしていると

ある日男が現れ ジュニアが移住候補として選ばれ
参加して欲しいと言われます

ヘンとしては寂しいのと生活に変化あるから
うらやましく ジュニアは残すヘンが心配で
2人の関係は少しギクシャクします

また男はジュニアの代わりになるものを
提供すると言うのです

代わりになるものとは ヘンとジュニアの関係は
という物語でした

105分位の映画なのですが はじめから60分間は
男のオファーでヘンとジュニアが色んな感情が
湧くことを描いており

例えばヘンは他人と接すること無い田舎での
生活は無味乾燥に感じたり
好きなピアノはジュニアが煙たがるから
地下室で弾かなければならない抑圧された生活

そんな様子等ですが あまりに淡々として 
退屈で仕方ありませんでした

しかし最後30分で なるほどな展開となるのですが
それも私の心には響かないし このラストは
読めたし だから何?って感じでした

ラストシーンだけ良く 邦題の意味がわかりました
イマイチな映画でした



49点