映画紹介1077 MOVING ON・THE LIMEHOUSE GOLEM | dokidoki感

映画紹介1077 MOVING ON・THE LIMEHOUSE GOLEM

こんにちは


これらの映画をアマプラで観ました

夏時間




簡単なあらすじ

事業失敗した父のせいで離婚すると祖父の家に移住した
女子高生の等身大な姿を描いています


感想

韓国ヒューマンドラマ映画です
淡々とした物語はまるで邦画のような雰囲気で
先日観たその手の「ユンヒへ」は面白かったのですが
こちらはイマイチでした

高校生のオクジュは父親の会社経営が失敗したため 
母親が出ていき 家を奪われてしまったので
父親方祖父の家に住む事になります

事業失敗した父親は決して 見通しが甘かった訳でなく
ただ運が悪かっただけだし オクジュと父の関係は
良好で むしろ家を出た母親に反感覚えている感じ

しかしオクジュの弟は幼いため 母親に会いたいと
思ってしまうのですが オクジュは賛同せず

そんな時 父親の妹 つまりオクジュの叔母
ミジョンが夫と揉めて 実家に戻ってきました

私は物語序盤は 説明のために大事と考えています
この映画も冒頭の30分は そんな感じでしたが
あまりにも展開しないので退屈すぎました

この手は邦画がよくある手法で 平坦に見えるけど 
なにか大きな山場あるなとか 激しく心動かす事を
淡々と描いているから面白いと思うのに対して

この映画は ありがちな話をただ淡々と描いており
まったく興味を覚えなので 冒頭30分で辟易してると

理由はわからないけど父の妹 つまりオクジュの叔母
ミジョンが実家に戻ってきて 一緒に住み始め
これで展開するのかと思ったら そうでもなし

あまりの起伏のなさに 本読みながら観ました

そしてラストは言いたいことわかります
体の悪い祖父のこと
そんな祖父と実家の扱い
連絡くれない彼氏のこと
家を出た=自分を捨てた母親のこと
でも母親を慕う弟に憎さ 嫉妬 入り乱れる気持ち

そんなのが色々重なりまくってしまい
コップから水が溢れたということなのでしょう

それはわかるけど もっと大変な人はいるから
中途半端で 何よりここまでの描き方で
私は感情移入出来ず 

この手 海街diaryを連想しました
海街diaryの数倍面白かったです


56点 





切り裂き魔ゴーレム




簡単なあらすじ

連続殺人事件の容疑者として4人が浮かびますが
1人は死んでおり その者が犯人なら解決なのですが
真相を探ってゆくと・・・


感想

イギリスの古典ミステリー映画って感じでした

19世紀のロンドンで遺体はひどい猟奇的な
連続殺人事件が発生し 社会は混乱し警察は叩かれ
警部は責任逃れのため 別の警部キルデアを任命

生贄にされたキルデアですが 腐る事なく捜査すると
4人の容疑者が浮上し その内の1名の売れてない劇作家
クリーはすでに死亡していました

死因はクリーの妻で女優のリジーが毒殺したようで
捜査は決着しているのに キルデアは念のため
調べてみると 疑問やおかしな人物が浮かびます

劇団の座長 マネージャー クリーを好きだった女優
そもそもリジーとクリーの関係

それと並行しつつ 他の容疑者も調査してゆき
犯人はまったくわからない展開となりました
果して真相は という物語で

映像はキレイで重厚なのが雰囲気ありよいし
私は最後までまったく犯人が読めませんでしたので
予想つかない物語は見ごたえありまくりで

ようやく判った!と思ったら・・・の展開となり
最後15分のフラグ回収祭りは テンポよくスッキリで

さらに最後は負の余韻残させるラスト
ヨーロッパ映画らしくて好みでした

私この映画 邦題がチープに感じて観る気失せていました
絶対にタイトル違う方が良いと思います

ただ何点か疑問と不明点があるので


85点






ネタバレにならないでしょうが 一応最後に

図書館のトリック
真犯人の動機は?
あんなに殺人出来るかな?