映画紹介1067 COP SHOP・シュシュシュの娘 | dokidoki感

映画紹介1067 COP SHOP・シュシュシュの娘

こんにちは


これらの映画を観ました


炎のデスポリス



簡単なあらすじ

警官を暴行した男が小さな警察署に留置されると
その男のせいで警察署が修羅場と化しました


感想

ハリウッドのクライムアクションで大好きな映画
特攻野郎Aチームの監督なので楽しみに臨みました

砂漠にある小さな警察署の管轄で警官を暴行した
テディという男が逮捕され留置場に入れられます

当初は酔った挙句の愚行かと思っていたら
テディには銃で撃たれた跡があるばかりか
近所で銃弾だらけの覆面パトカーが発見されます

新人女性警官ヤングはテディが怪しいとにらむも
テディは答えず膠着状態でいたら
泥酔した男 ボブが留置所に運ばれます

ボブはテディを殺すためにやってきた殺し屋でした
そして警察署内でも不正を働く者が存在したり

ボブ以外の殺し屋 サイコパスなアンソニーまで
加わり警察署内はカオスな戦場と化してしまいました

テディはなぜ命を狙われるのか 誰が生き残るのか
という物語で テディが狙われる理由は序盤で
大まかなことは描かれてますが 詳細は不明で 

小さな警察署という閉塞感ある まさかの場所で
殺し合いが繰り広げられ誰が生き残るのかを
痛快なガンアクションを見せる内容で
アメリカ映画らしいなと感じました

新人警官ヤングの活躍が小気味よく
残虐描写が激しくなる終盤はどうなるのだろ
ハラハラ出来て 楽しめたのですが

テディの事件の背景と ラストがハッキリせず終わり
消化不良に感じてしまいました
まあまあ面白かったです


76点




シュシュシュの娘




簡単なあらすじ
文書改ざんを求められ実行した市役所職員が自殺
後輩の女性が真実を炙り出そうと奔走します

感想

まったく知らなかった邦画がアマプラにあり
ネットの点数がまあまあだったので 
前知識なく観てみました

鴉丸未宇は両親が離婚し 両親とも居なくなり
(なぜ居なくなったかの経緯はイマイチ不明) 
祖父の介護をしながら 市役所に勤めており
ちくわが大好きな平凡な女性です

ある日 市役所の先輩が家にやってきて
元記者だった祖父に相談する内容を盗み聞くと
市の重大な条例文書に関し 市長から命じられ
改ざんを行ったから死んで詫びるという
とても重すぎるブルーな内容

この市では 日本人の雇用が落ちたため
外国人を減らし雇用を増やそうという
移民排除条例が可決されていたのです

そして翌日先輩は本当に自殺してしまうと
祖父は未宇に あいつは証拠を残したと言ってた
それを探して 白日の下にさらせと命じます

ここまでの説明なら 森友問題時にあった
赤木さんの事件をモチーフにした政治スキャンダルを
シリアスに描いているように感じるでしょうが

未宇は祖父に断るも 祖父はうちの家系は
忍者の末裔だから出来ると言い 実行させます

はたして未宇は真実を暴くことが出来るのか
という物語で 未宇は忍者の恰好をして
ドタバタ捜索が始まります

上で述べたように 重たいスキャンダルなのに
コミカルに描いているのが どうも腑に落ちません
この手の話は じっくりシリアスに描いた
タイプの方が私は好みです

そもそも市政で自殺するほどのことでしょうか?
国家権力相手なら 警察・裁判所を巻き込んだ
出来レースで 勝ち目ない事あるかもにしても

市政相手なら メディア ネット使えば
簡単に真実を晒すなり 勝つ事は可能で
ベテラン市役所職員なら そのくらいの塩梅
察知してもおかしくないはずなのに

さらに未宇が忍者の恰好をして捜査するのですが
忍者として そもそもスキルがあるなら分かるけど
未経験なのに 違和感でしかないです

あと声が小さい時があり 音量を上げてると 
普通の声が大きくなりすぎ 逆も然りな 
邦画特有の音声レベルの幅がありすぎて
ストレスを感じまくりました

ピンチに追い込まれてからの勧善懲悪という
わかりやすいストーリで この手の話は好きでも
あまりカタルシスを味わえませんでした

そう言えば ある役者さんであれ?と思ったら
水曜日のダウンタウンで 家に帰ったら人がいる
シリーズの無表情おじさんが居たのが意外でした


45点