戦争のこと | どきんちゃんのぬいぐるみ

戦証博物館、っていうベトナム戦争の博物館にこの日は出掛けたの。

無差別殺戮みたいになって泥沼化してアメリカが負けたってことくらいしかベトナム戦争については知らなかったんだけど、フエで会ったおじさんが戦争の話してくれて、まだ最近の話なんだーと思って興味湧いていってみたの。

ツアー客が多かった。


博物館は写真展示がメイン。

戦場で一服してる米兵とか、空襲の中逃げてるベトナム人家族とか、捕虜にされた米兵とか。

そんな写真の前であたしの横にいた中国人のツアー客が笑ってたんだよね。

休憩所でも欧米人が笑ってたりして。

写真見て笑ったわけじゃないんだけど、なんかこの戦争で死んだ人全員に申し訳なくて、悔しくて涙が出た。


あとは戦争ジャーナリストやカメラマンの写真がズラーって並んでた。やっぱり見ちゃうのは日本人。ジャーナリストは日本人とフランス人は多かったみたい。みんな30才半ばで戦場で巻き添え食って死んでったり、行方不明になったりしててさ。いつ死ぬかもわかんないとこに飛び込んでって、写真撮って送って、なんでそこまでできたんだろう。


あとは、ほんとに残酷な写真。

米軍の兵士がベトナム人を虐殺してるのがメインだったけど、どっちも被害者だよね。

この米軍の青年だって、戦争始まる前はベトナム人の首切断して笑ってやろうなんて、夢にも思わなかっただろう。

その写真撮ったの、日本人だったんだけど、どう思いながら撮ってたんだろう。


最後にベトナム軍兵士の、結婚式の衣装とか。ボロボロなの。

戦争中だって、好きな人いるんだよね。


ひとりだったのもあるけど、しばらくそんなこと考えながらサイゴン見てたら

この国すげーなぁって思った。