夏雲多奇峯 | 「ビタミン愛」をゲット!

「ビタミン愛」をゲット!

毎日を笑顔で過ごすには、「ビタミン愛」…心の栄養をゲットしなくちゃ。
私なりの「ビタミン愛」を毎日コツコツ摂取しています。
ごゆっくりお立ち寄りくださいね。


我が家の庭に咲いた むくげ と 水引
花器にいけると、とても見栄えがします。


今朝の短冊は、「夏雲多奇峯 かうんきほうおおし」。
静岡臨済寺のご住職、安部老師の筆です。


ピンぼけで情けない(泣)
この句は、中国の陶淵明の「四時の詩」の一節です。
春水満四沢(しゅんすいしたくにみつ)
夏雲多奇峯(かうんきほうおおし)
秋月揚げ明輝(しゅうげつめいきをあげ)
冬嶺孤松秀(とうれいこしょうひいず)

この詩は、四季のそれぞれのすばらしい点を
素朴に取り上げて感傷していると思います。

今回の短冊部分は、
夏の雲は、いろいろ変わった形をしている、
あるいは、夏は入道雲がすばらしい峯を形作る、というようにも受けとれます。

転じて私が思ったのは、
春夏秋冬を人生に例えたとき、
夏という一番暑い時期は、人生の熱い時期だということで、
40~50代の時期は、これまでいろいろ経験してきたことが、
いくつものすばらしい形になって現れるときですよ、
と。

まさに今の私のはず。
すばらしい形にするために、切磋琢磨しよう!
と自分に改めて誓ったのでした。