「江上数峯青」
悠々と流れる川の流れからふと目を上に遣ると、青々と茂った山々の力強い景色が目に飛び込んできた、そんな場面が思い浮かぶ、初夏の頃の清々しい言葉です。
手前の赤い花は、「突き抜き忍冬」。上の蔓が延びている花は「コバノカモメヅル」。
ちらちらと垂れている白い花は、「伊予の五月雨」。全て、名前がそれぞれを物語っている感じです。
お釜は、「雲龍釜」。よく見ると、雲と龍の絵が描かれているのがわかります。
風炉の運びの濃茶を稽古しました。覚えたと思っても、実際にやってみると、記憶力の無さを実感します。
毎回、反省ばかりなのに、家に戻るとそんな事すっかり忘れて、いつの間にか、また稽古日が巡ってくるんです。気を抜いちゃいかん、いかん。