この犬は、15歳のおばあちゃん犬だそうです。
写真で見る限りは、どこにでもいる可愛いらしいシニア犬なのですが、ひとつ大きな問題を抱えています。詳しくはFacebookによる投稿をコピペしますので、少し読んでみてください。
苦渋の決断。
職員さんも頑張ってくれました。
しかしどうしても慣れなかった。
動画でもわかるように全く触れません。
職員さんが犬舎内のシートを替えるだけでも噛み付いてくるそうです。
金曜日にセンター移送がか決まりました。
10キロないくらいの小さめのおばあさんワンコです。
金曜日までまだ時間があります。
無責任かもしれないけど、もし可能ならこの子を引き受けてくださる方をさがしています。
諦めきれないんです…。
※ 保健所への苦情の電話などはやめてください。職員さんたちも辛いんです。
https://www.facebook.com/100003543543405/posts/4657547714373301/?d=n
犬は可愛い
けれど、噛みつくとなれば?
触れようとできますか?
誰もが噛まれたくはない。
ですよね…。
残念なことに、安易に「引き取る」なんて言えない問題を抱えています…。
なぜ噛むのか…
その原因がわからないために、現時点では犬の問題を取り除くなどの改善することができないようです。
いったいどうやって飼い主さんは飼っていたのだろう…。これは単純な疑問です。
しかし、それだけとも言えないんですよね。
犬の噛みつきの原因は、不快な体調、いわゆる「病気」の疑いもあります。
そうなんです、痛みや触れられたくない理由から噛みつくといった行為も考えられます。
目に見える置かれた環境の問題だけでなく、目に見えてない病気の可能性もあるので、適切な判断のためには医療機関での検査が必要かもしれません。
その可能性を考えて取り除いてあげられたら良いのですが、保護収容内ではできることも限られていると思います。
一時的でも保護団体が引き取り、必要な医療をうけるための検査を行うことが可能か…。なかなかそれもまた難しい判断となること、その上での投稿だとも思いました。
もちろん、長きにわたる躾や飼育環境の場合も。
どうしたら、こんな犬の様子になるのか、飼い主さんの飼育の罪深さも察してしまいます…。
年齢も考えれば、先は長いとはいえない犬。
あえて処分を選択するよりも、できるなら、できることなら、この犬の苦痛を取り除き、少しずつ穏やかに、元の姿で過ごせる環境に恵まれることを願う気持ちもあります。自身ができることではないので、とても無責任な気持ちでしかないですけど…。
熊本県の皆様
この犬に心当たりのあるかた
この犬の飼い主さんをご存知のかた
どうか、ご連絡をお願いいたします。
飼い犬を身元不明犬にしないように、首輪に鑑札の装着義務を守り、迷子にしたら必ず届け出をしましょう!
愛情、一言であっても、実は難しいですよね。
動物愛護も、それぞれ。
これすら押し付けになってはいけないもの。
自分が正しいと思っているものではなく
相手にとって善となるものは何か…。
特にトレーニングや躾に至っては、過剰な場合が多く見られます。良い犬の前に良い飼い主なのか、相手が喜ぶことを知っているか、それができているか…。
自分ではなく相手の目線に立って、優しさを与えられたり、考えられるようになりたいものです。