旅人さんの愛犬、兄犬が亡くなって

もう四九日なんだ!はやい…

生きていると、時に身を置いているだけで、その流れはあっという間に過ぎていく…


どんな時に身を置き過ごすかによって「今」が変わってくるけれど、旅人さんが妹犬と懸命に生きてることが伝わってきて良かった。


兄犬のいたころの記憶とともに、今また良い時のなかを過ごせているようで良かったです。


わたしはブログにも過去にいくつか書いたけれど、ペットロスを経験しました。何度も。


同じものはない。悲しみも寂しさも辛さもまた犬の数だけあるものでした。


だけど、同時に経験できたのは「その先」でした。


家のなかを歩くと、消えた存在をしめす穴ぼこばかりに目線が動き、そのたびに胸がギュッと詰まり、溢れだす涙のコントロールがきかず、その場に膝から崩れ落ちるように泣いてばかりいました。


こうして書いてる今もジワっときます。何年、何十年が過ぎてもです。


でもね、いつ頃か、泣いていると、いろいろな多くの記憶が次々と降り注ぐんです。


それは、光のような幸せな記憶。


それは、いつだって温かくて優しかった彼らそのもの。


そう気づくときがきました。


それからは、涙が変わっていきました。


寂しく悲しく辛い日々も次第に感謝と愛だけになっていきました。


忘れることではなく、記憶となった彼らとひとつになった、そう理解してるわけです。


もしも今、とてもつらい時に身を置いてるのなら… 泣き崩れる時も大切にしてほしいです。


決してそれは"悪いもの"ではないからです。


大丈夫、それも彼らと飼い主さんとの互いの宝物だからです。