七尾旅人@tavito_net今日は兄犬の四十九日だった。不在の寂しさは変わらないけれど、彼との記憶が常に力を与えてくれていて、家の中に以前よりも前向きな空気がある。アルバムRECも、自宅での単独作業を脱しつつあり、仲間の奏者に声掛けできる段階まで来た… https://t.co/UxE4U4sSU8
2022年02月02日 19:03
旅人さんの愛犬、兄犬が亡くなって
もう四九日なんだ!はやい…
生きていると、時に身を置いているだけで、その流れはあっという間に過ぎていく…
どんな時に身を置き過ごすかによって「今」が変わってくるけれど、旅人さんが妹犬と懸命に生きてることが伝わってきて良かった。
兄犬のいたころの記憶とともに、今また良い時のなかを過ごせているようで良かったです。
わたしはブログにも過去にいくつか書いたけれど、ペットロスを経験しました。何度も。
同じものはない。悲しみも寂しさも辛さもまた犬の数だけあるものでした。
だけど、同時に経験できたのは「その先」でした。
家のなかを歩くと、消えた存在をしめす穴ぼこばかりに目線が動き、そのたびに胸がギュッと詰まり、溢れだす涙のコントロールがきかず、その場に膝から崩れ落ちるように泣いてばかりいました。
こうして書いてる今もジワっときます。何年、何十年が過ぎてもです。
でもね、いつ頃か、泣いていると、いろいろな多くの記憶が次々と降り注ぐんです。
それは、光のような幸せな記憶。
それは、いつだって温かくて優しかった彼らそのもの。
そう気づくときがきました。
それからは、涙が変わっていきました。
寂しく悲しく辛い日々も次第に感謝と愛だけになっていきました。
忘れることではなく、記憶となった彼らとひとつになった、そう理解してるわけです。
もしも今、とてもつらい時に身を置いてるのなら… 泣き崩れる時も大切にしてほしいです。
決してそれは"悪いもの"ではないからです。
大丈夫、それも彼らと飼い主さんとの互いの宝物だからです。