ペットと人が幸せに暮らすため


上の画像、読んでいただけましたか?

今日は皆さんに友達のまわりで起きてることを話します。


特別なことではなく

ありがちなことでもあります。


残念なのは、犬の飼い主さんは問題に気づいてない。理解されてないことですね。


近隣では井戸端会議で噂になっているのに…。


このままにしておけば、犬の抱える問題、飼い主さんの問題、近隣の抱える問題、それぞれが悪化して大きなトラブルになりそうで心配でした。


犬は悪くない。


このようにコメントしたり、こう思い言うひとは多いです。しかしその偏った見方が大きなトラブルに発展することだとも思っています。


犬は悪くない。そんなことは誰だってわかってるんですよ。どこに問題があるのか分かっているんです。


だからといって、黙らせろ!うるさい!などの苦情だけを伝えたり、飼い主さんを否定や批判したり悪口をいっていたら、近隣や地域全体の人間関係までもが壊れてしまいます。


そうなれば、悪くないはずの犬が悪い犬のようにされるだけで、誰もが望んでいないはずの暮らしにくい環境下で生きていくことになるばかり、さらに迷惑するのも悲しむのも悪くないと言われる犬なんです。



飼い主の責任


社会の中においては、ルールを学び、マナーを守り、社会や近隣に迷惑をかけないようにする必要があります。


ペットが嫌われる理由のほとんどは、飼い主のマナーの悪さが大きな原因のひとつです。


この飼い主のかたの発言を見ても、『犬だから吠えて当然』このような問題を問題と捉えず、間違った理解の仕方で、ことの事態を受け止めず真摯に向き合う姿勢をせずに放っておいては、問題の悪化に繋がり近隣トラブルだけでなく、犬までも不幸です。


動物と人が共に幸せに暮らすために、飼い主の私たちは、その責任についてよく理解する必要があると思います。



犬の抱える問題


吠えて当たり前じゃなくて、どうして吠えてるのか、犬の吠えの理由を知ろうと理解に努めるのが飼い主です。人と人もそうですが、人も犬も共に相手を知り学びあっていかなきゃ生活はできないです。


無駄吠えについてですが、サッと浮かんだのは『要求吠え』ではないのかということでした。


私の知る大型犬のお宅にも似たことがあって相談を受けたことがあったからです。お手伝いした時のように、この飼い主と犬の関係性ができておらず、体が大きくなり何となく外に繋いで飼うようにしたからかなぁと思ったんです。


平たく言えば、繋ぎっぱなしにされる犬は行動を制限されてストレスになり、発散できるような散歩もされてないのか退屈なんだと感じました。


こうした場合、環境の変化からで室内で飼うようにすればおさまることもあるけど…、秋田犬のような大型犬の場合は室内での飼育環境を整えるのも大変なことですよね。


大型犬は他の犬種よりも体力があって、成犬となれば散歩をしっかり行わないと体力が余り、寝れずに吠えることもあります。放置しておけば、近隣の迷惑だけでなく、犬自身の病気やストレスの原因になってしまうこともあります。


すぐにできる改善と対策としては、朝と夕方などに十分な散歩させて、たくさん食べて、ぐっすり眠れるような環境と習慣を与えてあげることで、犬の感じている問題やストレスが緩和され吠えなくなるかもしれません。


これは犬の性格にも繋がること。


特に秋田犬は攻撃的な一面を持っていると言われる犬種です。ストレスから神経質な性格になると問題が多く、飼い主との関係性が築けなければ、問題行動が増えてしまうのではないでしょうか。


思うようにならないと噛みつくとか、力ずくで暴れ脱走するなど…。理解してくれないと判断すれば家族であっても飼い主さんと認めず攻撃的になることがあると聞いたこともあります。


飼うのは、簡単なことではないのです。


散歩以外にも遊びを教えたり、ともに遊ぶ楽しさを教えてあげながら、ともに学ぶことが飼い主と犬の双方にとって必要なことです。



私がクッションの役割となって、犬の散歩等のお手伝いを対応した犬も、その後は飼い主さんが散歩しています。近隣の人や近所の犬とも交流もできるようになって、途中のお家で犬が通るのを楽しみにしてる高齢者の方におやつをもらったり、とても良い感じだと聞いていました。


最近では犬も歳をとって寝てる時間も増えて、お散歩も立ち止まったり遠くまでは行かなくなったそうですが、散歩の時間には起きて少しでも歩くそうです。楽しみになっているんですね!


無駄吠えはなくなり、穏やかで大人しい。


こんな声をもらうそうです。あれだけ吠えていた犬は苦しかったんだと改めて感じました…。


飼い主は飼い主となるために犬に学び

犬は飼い主によって学ぶことを喜び


飼い主さんが変われば、犬も変わる。

うるさい犬とか嫌な犬なんて言われないのです。


このように思う限りの話をしましたが、友達にお願いしたのは、飼い主さんとの接しかたです。

ここをこじらせると最悪ですからね。


その犬が抱える問題の放置や犬種にあってない飼育のあり方で可哀想な飼い方はしてほしくないです。


もちろん知らないならできるわけもないけれど、知ればできることですから、友達には丁寧に話をしてもらい、飼い主のかたに理解を示してもらえることを願っていました。



近隣の抱える問題


飼い主のかたの理解もですが、近隣の皆様の理解も必要。決して避けたり遠退けないでほしいです。


すでに苦情という問題になってるなら早い方がいいです。しかし、苦情となれば飼い主側からすれば『文句を言われた』と感じてしまうだけで、本質を理解してもらえず頑なになってしまいがち…。



これでは飼い主の問題、犬の抱える問題、近隣の抱える問題、すべての問題の解決に近づくことができませんよね…。


先ずは飼い主さんが他のかたの話に耳を傾けてもらえるかどうかですが…。



現在では…


良い方向で話しができ、飼い主さんには理解いただけたそうです。どうしてこうなっているのかの理由と改善策があるので事情をわかってもらえたようで、本当に嬉しいですね!



これをきっかけに犬も地域で気にかけてもらえて、地域の皆さんがまた協力しあう気持ちで、さらに関係が深まれば良いと思っていました。



ペット問題は不満から悪口へと些細なことでこじれやすいから、余計なトラブルに発展しなくてほんと良かったというのが本音です。


こんな素晴らしい一歩となったなんて…


さすが、できた友達(笑)

本当にご苦労様でした。ありがとうございました以外に言うことなどないですよ〜。


飼い主さんも近隣の方々も犬がなぜ吠えるのか。その原因を知ろうと理解をもってもらえてよかったです。犬だから吠えるわけじゃなく必ず理由があるから。


動物といっしょに暮らすという経験のなかで、日毎に家族でありパートナーになってくはず。


誰でも犬を飼えるわけではないし

いつまでも犬と暮らせるわけでもない

とても贅沢なことだと思っています。

経済的にも環境的にも年齢的にも。


せっかく素晴らしい日本犬である秋田犬と暮らすという時間を手にしたのだから毎日を楽しんでほしいです。今後も友達からの報告を楽しみにしたいと思っています。



飼い主になるということは、ペットの命を預かることです。飼い主は、ペットを最期まで飼う責任があります。


特に猫のトラブルに多いと感じる点ですが、社会の中には動物が苦手な人もいますので、ルールやマナーを守り、社会や近隣に迷惑をかけないようにする必要があります。


ペットが人や他の動物に危害を加えたり、鳴き声などで近隣に迷惑をかけたりしないように、それに応じて対処する姿勢が必要です。


動物が嫌われる理由のほとんどは、飼い主のマナーの悪さが原因です。問題を問題と捉えず、真摯に向き合う対応せずに放っておいて悪化させる原因となったり、動物と人が共に幸せに暮らすために、飼い主の私たちは、その責任についてよく理解する必要があると思います。


今回ブログ内に使用した秋田犬は「アキタファン」に利用の申請をして掲載しております。