トンチンカンな気がしています…
感染拡大を防ぎ医療崩壊を招かないためにと、国は私たちに強く不要不急の外出を控えてくださいとした緊急事態宣言を発表。そして国民の私たちは出来るかぎり自宅で過ごしています。
そうした自粛生活をしている国民や市民などの協力に感謝、さらなる支援としての支給であるなら素晴らしいと思います。
しかし、これが軽症者への支援というのは…トンチンカンなことだと思います。
この記事の下に並ぶコメントの多くは感謝や素晴らしいといった声が多かったわけですが、それはその人たちが健康であり元気であるからだと私は思いました。
軽症との診断から自宅待機をしてる人たちは、このようなものをもらうよりも病院への入院が待たれるわけですが、空きがないなら、ひとまずホテルなどに隔離をして、適切な指導と看護と治療をあわせた生活を送らせてあげることが何よりもの支援であり、いつ悪化するかもしれない命の危険性からの回復につながる一歩だろうと思っているからです。
入院できる病床が空くまで…
『新型コロナウイルスに感染し自宅待機中だった埼玉県白岡市の50代の男性が死亡したことが、関係者への取材でわかった。
今月11日に発熱や味覚障害などを訴え、今月16日に感染が確認されたが、軽症だとして入院できる病床が空くのを自宅で待っていたという。』
こんなニュースを目にした昨日、起きてはならないことが起きた気がしました。
このかたのように陽性となっても「軽症」だとして自宅で待機することを余儀なくされてる方々が全国でどれだけいるか…。
市や県の移動や自宅での自粛を促して、家族さえ行き来できないこともあると思うと、どうにもやりきれない…。
重症者やその他の病気の皆様のためにも病院が席をあけているのは分かります。
軽症者用のホテル等準備できつつあるのはニュース等でも耳にしていますが、待ったなしの現状だと思うので、後に後になってることが招く事態も考えてほしい。余りにも悲しく悔しすぎるニュースが続かないことを願って、信じたいです。
『埼玉県内では、新型コロナウイルスで今回の男性も含め16人が死亡していますが、県は遺族の意向などを理由に入院していたかどうかや死亡に至る経緯について明らかにしていません。
埼玉県内では病床がひっ迫していることなどから、20日までに感染が確認された676人のうち、半数以上の370人が自宅での待機を余儀なくされています。』
皆さんもSNSで見かけていると思いますが、今はまだ検査に限りがあるため、なかなか検査がしてもらえず、体調不良を訴え抱えながらも“陽性の可能性"がありながらも、外出自粛して自宅療養してる人たちも同様に多いことは想像がつくのではないでしょうか。
そして新型コロナの恐ろしさ、インフルエンザと大きな違いと言われるひとつには、感染力の強さ、それだけではなく“体調の急変”です。
亡くなった方々の状況をみても、体調不良から自宅療養中に急激な悪化から入院する場合があり、これはたとえ検査のときに軽症と診断されても急激に悪化するということがあるところだと思っています。
見直しが必要「自宅待機の危険性」
私は喘息をもっています。今年もコロナの言葉を聞き始めた2月ごろに発症しました。
喘息とひとくちにいっても、症状も様々、原因となるものも様々あります。
私の場合は、ストレスだったり、季節の変わり目や気温差などに誘発されることが多いのですが、今回は声枯れが1週間ほど続く以外は元気そのものでした。
喉に違和感を感じだしたのは2週間目に入ったころ、急に酷い咳が朝や夜中に出始めて、あっという間に体力は奪われ全身が揺れるほどの苦しい咳が続いて、会話もできない話もできない、呼吸さえままならないほどになり、直ぐに病院に連れていってもらいました。
このように呼吸器症状って突然酷くなることがあるんです。
私は運良くひとりではなかったので、常に側で見てくれはひとがいて適切な判断をしてくれる方がいたから運が良かったと思います。
早くに病院に行けばと思うでしょうけれど、これは急変によるものなので判断は容易ではないと思います。さらに悪化した場合は、誰にでも病院へ行けるほどではなく、救急車を呼べるような状態にあるかといえば難しいと答えます。
私のような喘息ですらそのような状態なのです。もちろん症状も状態も様々ですが、呼吸器症状が出ると呼吸することが苦しくて話せなくなることもあり、体を起こして動かすことさえ難しくなる場合があるのです。
看護してくれる家族などのいない場合、いくら軽症者であれど、自宅待機や自宅療養は最も危険なことなのです。
もちろんこれは感染した場合のみの危険性だけではなく、以前にも増して既に私も皆さんも気づかない間に感染していて“無症状”なだけかもしれない。これも実際には大いに増えていると考えてる危険のひとつだと思っています。
外出自粛要請から不要不急の外出を控えて多くを自宅で過ごすようになった私たちであっても、感染ルート不明の感染の恐れは常にあり、軽症などの理由から自宅療養をしてる感染者と暮らす看護する立場の家族もまた感染の危険が伴います。
こうしたことからも、軽症者の適切な対応と処置、現在増加中の家庭内感染の面からも早急に見直しが必要であると考えるべきだと思うんです。
要するに、前のブログに書いたように何かと自宅にいれば大丈夫ではないという認識も私たちにさ必要ですし、自宅待機や自宅療養というのは無理が多いだけでなく、とても危険でもあるということなんですよね
この先、我が身に起こるかもしれない事態を思い浮かべながら考えてみれば、私だけでなく、皆さんも誰だってゾッとしてしまうでしょう。
高齢者が重篤になるとか
感染しても若ければ自力で治せるとか
そんな言葉が聞こえてきていたのは
もう随分と前のような気がしています。
お店が臨時休業中、すなわち無職の私。
昨日は「ブイガード」を作成するお手伝いに急遽いってきました。
必要とされる皆さんのために一刻も早く届くようにと遅くまで丁寧に手作業でひとつひとつ皆さん頑張っていました。
手を使ってみると感じることも変わってきますね。すごいものを生み出してくれたんだと改めて尊敬しました。
それに、こんな私の手で作ったブイガードも誰かの役に立てる、そんなお手伝いができてとても嬉しくなりました。
作り手よりも求めてる現場や必要とする人たちが多く、今はとても大変ですが、少しでも感染拡大を防ぐため、安心して安全に業務できるようにと願いを込めながら、何とかこの日も大量のご注文の皆様のもとへの無事に出荷ができました。
また週末も休みなしで作業されるようなので、出来るかぎりお手伝いしてこようと思います。
今日も皆さんと皆さんの大切な皆さまの健康を願っています。私も健康であることに努めます。
Lovely days CHIKA'S MIND TRIP