ひとたび迷子となれば老犬には寒ささえも命に関わること。さらには身体の不自由な犬たちですから事故も増えています。
この老犬は、運良く見かけてくれた方により保護していただき食事をいただき、無事に警察へと届け預けてくれています。
しかし残念なことに今回も所有者明示措置を守られていませんでした。
ここからは、ひとりでも多くの地域の方々に知ってもらえるように情報拡散の協力をお願いしたいのです。
ブログを読んでくださる皆様のお気持ちとお力を寄せてくださいませんか。どうか宜しくお願いします。
保護して警察に預けてくださった方もポスティングやポスターを貼ったりと時間を割いてくださっています。
目にされた方は近隣で柴犬を飼ってるお家があれば、声をかけてみてもらえないでしょうか?
迷子犬の保護情報
- 迷子地域:埼玉県南埼玉郡宮代町
- 保護場所:前原中学校の前
- 犬種:柴犬
- 性別:オス
- 年齢:シニア
- 去勢:していると思われます。
- 装着:赤い首輪
- 所有者の明示:無し
- 特徴:老化により目や耳が少し不自由かもしれません。
- その他:リードの金具の所から取れています。
推測ですが…
保護された場所以外に目撃情報もあるので地図上で結んでみました。
- 保護場所:宮代町立前原中学校の前
- 目撃場所:ローソン宮代東店近く
この付近にお住まいの皆様へ
近所の家の愛犬に似ていないか確認しあってもらえませんか?
市民町内の皆様、動物病院で働く皆様、知り合いの犬に似てるなどの心当たりがある方はいませんか?
僅かな時間で構いません、お手数ですが皆様の声かけによるご協力を宜しくお願いいたします。
お問い合わせ先
この犬についての詳細を問い合わせたい方は、保護してくださった方に連絡と確認をお願いします。
迷子となっている飼い犬に少しでも似てる場合には先ずはお電話で、その後は実際に足を運んで面会され、飼い犬であれば返還手続きを行ってください。
杉戸警察署:0480-33-0110
幸手保健所:0480-42-1101
所有者明示の義務
犬の首輪に「鑑札」と「狂犬病予防注射済票」を装着する事が法で定められています。言葉を話せない犬の身元証明としての役目も果たしますので必ず装着をしましょう。
お問い合わせや電話でのご連絡は、この犬の飼い主である方、この犬に似た犬を知る方(飼い主さんをご存知の方)による情報の連絡をお願いいたします。
くれぐれも動物愛護指導センターへの安否確認の電話、殺処分を反対される連絡などをされないように気をつけましょう。
大切な電話が繋がることの妨害、万が一の命を奪うことに加担する危険性をも意識してください。
この犬以外にも飼い主を待つ動物たちがいることを意識して、収容されている保護動物のお世話されてることを考えて、沢山のお仕事をされる職員の皆様の業務妨害とならないように感謝と思いやりを向け、私たちに出来ることとして、マナーと節度を守って情報の拡散から縁に繋ぎあえるように協力しあいましょう。
お願いがあります。
ブログを読んでくださってる皆様はご存知の事で繰り返し繰り返しとなることで申し訳ないのですが、やはり常に迷子犬が保護された際にはこうした事があるのです。
良い方に出会えて保護されて安心した反面、一時的な預かり先となる警察、動物にとって適切な飼育環境がないため動物愛護センターに移されます。これは当然のことですが、収容期限のなかで飼い主が見つけからなかったらとか、殺処分ここととか…… 考えてしまうと思います。
数年前の私も様々な感情が溢れて胸が苦しく怒りを感じてしまうことが多くありました。苦し紛れに殺処分反対!と連呼をしていた頃もありました。
そして、なぜ殺処分となるのか、殺処分が行われてしまうのかの答えを考えたとき、センターに足を運びました。
あくまでも同じ飼い主としての立場で殺処分を防ぐためにはと考えたとき、迷子となる犬たちの状況を知れば知るほど、私たち飼い主自身が飼い犬に対して肝心なところが出来てないことを知りました。
飼い主がすべき所有者明示の義務を守ってないため返還のための連絡ができないのですから、これは飼い主の責任なのです。
届け出をしてもらうしかない…
名乗り出てもらうしかない…
探しに迎えに来てもらうしかない…
その1つの答えとして所有者明示措置の周知と徹底を啓発にとテーマを絞ってブログを始めて少しずつ変わりました。
こうした発言をされる方々の気持ちは私自身も分かります。分かりますが、犬を見かけて保護して届けてくれた方に不要な責任感や殺処分の不安を与えかなねない発言はしてはいけないことだと思っています。
装着されてなくてはいけないはずの所有者の明示がない以上、出来ることは飼主さんに情報が届くように、犬と飼い主さんに心当たりがある方が見つかるように、迷子の犬の暮らす地域、多くの市民の人達へ情報を届ける他ないと思っています。
今回は保護してくださった方が保護犬と暮らすことや迷子の実情にも理解のある方で、安全を考えて保護して警察に無事に届けてくれた。
それだけでなく、短時間に自分が出来ることをとポスターやポスティングなどをしてくださり、突然のことにも関わらず時間を割くことになっています。
緊急時や突然の事とはいえ、一番に大切にしないといけないはずの愛犬や家族に迷惑をかけてしまっているのもわかります。
迷子の捜索のお手伝いなどの経験のある皆様なら分かると思いますが、申し訳ない気持ちもします…。
老犬の飼い主さんには、何としても情報が届いてほしい!
ここまでなさってくださってる事に気づいて、飼い犬を迷子にした事の危険性と責任、周りへの迷惑も痛感してほしいです…。
たかが迷子や脱走なんかではないのです。(性懲りも無く繰り返し脱走させては投稿で情報を求めて呼びかけてるような飼い主さんもいますが…)
昨年も譲渡問題からの迷子をはじめ、様々な迷子となった経緯の犬の飼い主さんと出会って話をうかがったり捜索の協力もさせていただきました。逆に保護してくれた方々の声も聞くこともできました。
ひとり歩きの犬を目撃した時には出来るだけ事故や遠くに行くまえに安全のため保護して最寄りの警察に連絡して届け預ける事は大切なことだし大きな善意です。
当てもなく彷徨う犬
当てもなく探す飼い主さん
互いにとっては、目撃情報だけでも必要としている情報であり、互いを結ぶための大切な吉報なのです。
飼い主さんが脱走した飼い犬の届けをされるのは警察や愛護センターですので、見かけた犬の特徴や場所の情報などを伝えてくださることも再会と保護に繋がる重要なことです。
保護できないから…
保護できてないから…
と言わずに警察と愛護センターへ連絡のご協力をお願いいたます!
先ほどもTwitterで善意で迷子犬を保護して下さった方が、過剰な要求をされたり身勝手な批判に迷惑するという投稿を目にしました。
その方の投稿には、無事に飼い主のもとへ帰れたという報告と苦言が書かれていました。こんな思いをするなら保護なんてしたくないなんて思わせてしまった事がSNSのなかで起きていたことを知り酷い気分になりました。
私も過去に数名の方にこうした相談を受けた事があるからです。
犬が好きで犬を心配されて思う優しい気持ちが行き過ぎて、他人に対しての自分が見えてないように思います。
危険から救い上げようとするように迷子犬を保護して警察へと届けて下さった方が、こんな嫌な気持ちになることを知り、善意に背を向けてしまうことで多くの迷子の犬たちが得られるはずのチャンスを失うことに繋がるのです。
仮に批判などから犬への気持ちが歪んだりしてしまうことがあってはいけない。
保護して届けてくださったおかげで無事に再会できたケースは多いのです。
感謝とともに肝に銘じるのは、私たち一人一人の飼い主の責任意識で愛犬を危険から守る強い愛情だと思っています。
こんな時の為にも適正飼育、首輪に鑑札と狂犬病注射済札を装着する所有者明示の義務を守り法律を守りましょう。
それから、保健所は殺処分するための施設ではありません。飼い主さんが迷子にしてしまい、迷子になってしまった犬たちが安全に保護されて収容されています。
職員の皆様も連絡先が分からない以上、お世話しながら所有者不明の犬たちの飼い主さんのお迎えを祈るように待ち、お迎えのない犬たちが新たな飼い主さんとの出会いを待っているのです。
殺処分される多くの犬や猫たちには、飼い主がいます。しかし、飼い主を示す明示が守られていません。
犬や猫などのペットを飼う際に定められ、推奨され、地域の条例にされている法や義務などのルールさえ守ってくれたら「殺処分」が、どれだけ減るか考えてほしいです…
持ち込まない、捨てない、迷子にしない、飼い主次第で不幸を防げる事を広く知らせるように伝えていきたいです。迷子への関心と正しい理解を深めていきましょう。
小さな頃の私も周りが見えず直ぐに迷子になる子でしたので、薄い記憶からでも想像ができます。
迷子は犬たちにとって行き当てのない過酷な放浪です。足を止めてもらえること、声をかけてもらえて保護されて何より落ち着くことは多いと思います。
この老犬も無闇に彷徨い歩く必要がなくなった今は寒さを凌いで体を休められていると思うんです。
シニア期を大切に過ごした愛犬達を思い出すと心配や胸が痛みますが、出来ること出来ないことがあり、それをすべき飼主は別にいて私達ではないのですから感情的になりすぎないよう気をつけないといけないとも思います。
心に感じる気持ちは同じ。
とても分かるので、今は犬の保護された地域に少しでも多くの皆様に届くように情報拡散を協力し合いませんか。
運良く保護してもらえたラッキーな老犬なのですから、私たちみんなの少しずつの呼びかけによる善意で、無事に飼い主さんに犬の情報を届けられるように、再会というハッピーに結びつけてあげたいですよね!
消耗品である物に命を託す意識
この付近では外犬として柴犬を飼っている方が多いそうです。繋いでいたリードが劣化し何かの拍子に外れたのではと保護してくれた方の投稿にもありました。
私も過去にブログにも何度か書いたと思いますが、何度かこうした犬たちの迷子の投稿に出会い、飼い主さんとお話をしたことがありますが、室内犬と違って常に首輪などの安全確認までしてない事が多く、また意識されてない事が多い実情を実感したことがありました。
下のブログは、ある迷子犬と飼い主さんとのやりとりを書いたものです。迷子にしてしまった原因は、ワイヤーの劣化から切れてしまい脱走したそうです。
外飼いの犬たちには、犬小屋、門やフェンス、丈夫で身体の負担とならないハーネスやリードや首輪など、すべてが彼らの健康と命を守るための大切なもの。
しかし、消耗品である物に命を託すのだから、私たちが老朽化や劣化の状態を常日頃から確認をして安全に心がけて新しいものへと買い換えることも忘れないでください。
これを機に、誰もが明日は我が身となることを意識してほしいのです。その我が身となるのは犬たちです。
シニア期を迎えた愛犬との安全で安心な暮らしを考えて、目を離すことがない室内での飼育に変更されることも検討いただきたいことを最後に添えさせてください。
あけましておめでとうございます。
いつもブログを読んでくださる皆様、年末、そして新年のご挨拶もままならない内に失礼しました。
昨年は父が急な病に倒れ、そこから介護がはじまったり、さらに入院と手術、痴呆がはじまってしまったりと度重なる初のことに、今も悩みながら戸惑いつつも精一杯に取り戻すことができない今しかない時間を過ごすことに向き合わせていただいています。
私もいずれ迎える老後です。祖父や祖母に続き、今は父にも学ばせていただいています。分かってない知らないことが沢山あって恥ずかしい見た目だけの大人です。
仕事との距離を置いてはいても、社会のこと保険のこと手続きなど両親がしてくれてきたこと、大人となった自分が自分で出来なければならない必要なことを経験をさせていただいています。ひとつひとつ大切にします。
ブログから離れがちになり突然のようにも感じられたかもしれませんが、申し訳ありませんでした。ご心配をおかけしました皆様、私個人は変わりなく元気にしています、申し訳ありませんでした。
地域近隣の高齢者の皆様とペットのお手伝いは昨年末、年始にもさせていただけてるので最低限のことは今まで通りできています。
ただブログとなると、常に感情的ではなく時間を用いて調べたり検索したり考えながら、飼い主の一人としての責任や皆様と情報共有しながら意識向上を願って啓発活動をテーマに書かせていただいてきていたので、どうしても下書きばかりが山積みとなってしまった状況なのです。
このような未熟な私ですが本年も宜しくお願いいたします。皆様とご家族、愛犬、愛猫の皆様との微笑み豊かな幸せと健康を心から願ってご挨拶とさせていただきます。
Lovely days CHIKA'S MIND TRIP
今も迷子になっている犬たちがいます。今も保護収容されてお迎えを待つ犬たちがいます。市民の皆さんの声かけで全ての飼い主さんと犬たちが再会できるように願います。
どの犬たちも可愛く優しくユニークで多くの魅力と才能を秘めています。なのに飼い主となる人間はどうでしょうか。どの飼い主も一律でなくてはならない部分さえも守られてない、何故こんなにも開きがあるのか…。