リードもハーネスも首輪も所有者の明示のない犬たち、犬たちにとって安全を確認し安全に努めてくれる飼い主が側にいないこと、犬のひとり歩きは事故や様々な危険ばかりです。

そんな迷子の犬を見かけた方々から、最近このような投稿をよく見かけるんです。

皆さんの住まいの地域で誰かの飼い犬が迷子なっている、危険にさらされている状況を知らせてくださる貴重な情報です。





ご協力をお願いいたします。


ペットたちも地域の住民であり、市民の方の大切な家族です。見過ごしてしまうのは、たいへん危ないことだという認識をもってほしいんです。


できるだけ保護に努めて警察へ預けて下さいませんか。もしくは、不幸な事故に遭う前に保健所に連絡をして保護に来てもらってください。


SNSで多くの迷子の犬たちの投稿が流れてきますが、できれば下の方のような保護されて居場所も明確な状況で投稿をしていただければ、多くの方による情報の共有、拡散の協力もしやすいのですが、、、




なかには残念なことに、下のような投稿をされる方々がおられるので、今日は特に注意喚起としてブログに書かせていただきます。

付け加えて言わせていただきますが、この方だけではないのです。どこかしらからの情報により誤解が広まっているのか割と多いのです…。




なんでこんなこと言えるの?


このように言われるのは危険なんです。こうした間違った認識を広める方々がおられることはハッキリいって迷子の飼い犬を探す飼い主の皆さんの迷惑にも繋がります。


問題の本質がみえてない、殺処分しか見てないのですね。これでは大切な迷子の啓発にもならないことで注意が必要です。


警察に預け届けることは正しい。

保護は義務じゃない、善意です。

この善意に助けられるペットや飼い主がおられることを第一に理解してほしい。


そして、けっして押し付けにならぬよう配慮し、みんなで協力しあえるような意識を持ちあって共有できる雰囲気や環境にすべきでしょう?


飼い主の迎えがなかったら… とありますが、それは保護する人に「責任」を持たせることではありません。


所有者の明示の義務も守らず、逃してしまっても届け出もださない、探しもしない迎えにもいかない、そんな飼い主の無責任な姿勢が一番に悪いんですよ。


さらに安全のために善意から届けられたペットを大切に預かり、飼い主を待つための動物愛護センター、保健所が悪いみたいな誤解を招くのです。


こうした人たちには、センターや保健所へ足を運んでもらいたいくらいです。


飼育する場ではないことは正しく理解されてる皆さんなら当然わかることですが、殺処分を好んでしてるわけではありませんし、殺処分をあえて取り組んでいるわけではありません。


やむ終えない理由でペットを新たな飼い主の方を探して手放す方々がおられるように、やむ得ず殺処分されてる実情、その原因を知り正しく理解してほしいです。

殺処分ゼロを声高々に唱えるのではなく、殺処分を招かないように、不幸な動物を減らし正しい飼育と管理をするようにペットの飼い主となる人たちに促すような啓発をすべきです。


長い放浪や老齢から心身が傷つき衰弱が著しい場合、病気や負傷でとても苦しんでいたり、なんらかの理由から攻撃性が高い場合、以前からも八代保健所の実情を知らせてくださる記事を例としてシェアしてブログにも書かせていただいてきたように、収容上限を超えたりしない限り、命の処分をしないよう、幸せにしてくれる飼い主の方を求めて譲渡犬のして紹介をされたり、保護団体やボランティアの方々に協力を求めて新たな飼い主の方に出会えるように譲渡に努められています。




この方のようなことを言われるのは、飼主の1人としても嫌なんです。


できれば見過ごすことなく積極的に保護して届けてほしいくらいなんです。


それは、ペットの迷子というのは、「死と隣り合わせ」であるからです。


殺処分の前に、様々な危険から犬たちを守るための保護が大切なのです。


これを飼い主の私たちは勿論のこと、ペットを飼わない地域の市民の皆さんにも出来るだけ知ってほしいことなのです。


脱走してしまう飼育環境や管理不足、逃してしまった飼い主は悪いけれど、どれだけ探しまわっても、どれだけ願い祈っても、その姿さえ見つける事もできず保護ができない飼い主の苦悩も多いのだから。


このような間違った投稿をされることで、誤解が広まってしまうことは、犬たちを保護することさえ躊躇されてしまう風潮になることは、動物たちの身の危険を招き残念です。


今までもこのような声があります。

● 殺処分をされるなら何もしないほうがいい。

● 家で預かれないから保護しない。

● いろいろ言われるから面倒くさい。

● 保護して届けると批判されるから嫌だけど、犬が可哀想だから写真だけあげといた。


貴重な目撃情報や写真投稿からでも、飼い犬に似てる犬がいることを知ることができた飼い主さんたちは、すぐに現場に出かけても、もう会うことができないことがあります。


そして、迷子犬の捜索のお手伝いをしていると思うのは、とても難しいの一言なのです。見かけてくださった方により保護してもらえることは、本当に奇跡のような出来事で、いくら感謝してもしきれないほどに有り難くて有り難くて… それほど捜索は大変なことでもあるのです。




殺処分数ばかりをクローズアップしすぎている。


いい加減、殺処分がなぜ行われるのかの原因を考えて理解してくれないのかな。この言葉から頭を離さないといつまでも原因となる問題の啓発は身を結びません。


殺処分が悪の総称にように言われ、センターや保健所が批判されるのは大きな間違いです。大切な飼い犬を処分される事態にしてしまう飼い方をしている飼い主に問題があり、そのような飼い主を減らすために何が必要なのかということを広く知られるように適切な啓発が大事なことです。


殺処分ゼロは「結果」であって、目標に掲げるのではないものです。原因を知り「目標」とするのは、脱走を防ぎ、迷子にするペットを減らし、所有者の明示の義務を守り、不幸なペットの収容を減らすべきでしょう?



誰かが自宅で保護して処分を避けることを求めるものでもなく、処分されないように引き出して命を繋ぐ保護依頼を団体へするものでない。これはあくまでも、飼い主が見つからない場合の不幸な殺処分を減らすための対処法や対応であり、先ず私たち市民がすべきことは動物達の身を危険から守り、飼い主のもとへ届くように保護し預けることであると思っています。


動物愛護にまつわる諸問題の根本解決には、所有者の不明の多くの犬や猫が迷子となって収容され続けているという現実の方を強調すべきです。適正飼育、飼い主の責任と義務にこそ関心が向くべきです。



殺処分ゼロを目指しているならば、所有者の分からない収容されるペットたちの実情にこそ警鐘を鳴らさなければならないでしょう!


収容を減らすため、迷子にしないために、飼い主の責任ある努力に意識が向くような取り組み、世間の理解が必要です。


ペットブームに乗じ、動物に対する必要な知識や命を預かる責任や覚悟もなく安易な飼育に至るケース、最近では保護犬ブームと言われるように、殺処分ゼロが目的化しているために、処分が可哀想だからという理由だけで、家庭犬だった犬も野犬もその犬たちに会うこともなく、必要な知識を持たないまま引き取りをして、更なる不幸を招き迷子としてしまうケースが相次いでいます。同時に収容される犬たちのストレスに配慮もなく引き出され他県へ空輸されるような、適正譲渡に必要な飼い主となる人の育成も整えず無責任な譲渡方法にも警鐘を鳴らしています。





お願いします。


飼い主の皆様

常日頃から、犬の首輪には法律により定められている犬の登録による鑑札、狂犬病注射済札の装着。二重の対策としてマイクロチップの装着をして「所有者の明示」の義務を必ず守って、犬の身元を明確に示してください。飼い犬を脱走させてしまい迷子にした場合には、必ず警察・動物愛護センター・保健所へ「逸走届け」の連絡をしてください。



迷子の犬を見かけた皆様

飼い主のいない犬のひとり歩きは事故や飢えや病気や虐待などの様々な危険に晒されています。出来るだけ保護をして警察へ預けてください。もしくは保健所へ犬たちの保護に努めてもらえるように連絡をしてください。出来るだけ上記のご協力をお願いできないでしょうか。




Lovely days  CHIKA'S MIND TRIP