飼い主さんを探しています。

《 情報 》
  • 9月26日
  • 愛知県愛知郡東郷町愛知池付近の道路脇で保護
  • 茶色いぼろぼろの革製の首輪をしていました。
  • 外飼いされていたと思われます。
  • ビーグル犬・オス・10歳以上?

《 特徴 》
  • よく見るビーグル犬より大きく猟犬のような見た目をしています。
  • 手足がかなり大きく特徴的なので近所の方などこの子に見覚えはありませんか?
  • 目があまり見えていない様子。
  • 足腰も弱っています。
  • まったく吠えず人や犬にも尻尾をふり撫でられるのが好きなようです。
  • 保健所ではご飯も食べなかったようですが今はよく食べます。



《 追記10月4日 》
病院にてメディカルチェックしてきました。
  • 脱水症状、微熱があり ※かなり長い間彷徨っていた可能性もありそうです。
  • 目に虫がいたので治療中です。10匹以上いましたが良い子にできました。
  • フィラリアは陽性。
  • 眼球の傷、白内障なども進んでいますが見えていないことはないそうです。
  • 足腰は筋肉が落ちていましたが、リハビリで歩けそうです。今日、公園を散歩しましたが楽しそうに歩けました。



こちらの迷子のビーグル犬を大切に預かってくださってる方のインスタグラムの投稿先からの情報を上に書き出してみました。他の詳細は以下の投稿先をご覧になってください。


投稿先にある動画
ゆらりゆらりと揺らす尻尾
とても嬉しそうに楽しんでいますね!
ひとつひとつ嗅ぎ感じることを喜ぶ無邪気な様子からは老犬というよりも幼さまで感じる

とても嬉しそうで…
それまでの飼育環境を疑ってしまいました。フィラリア陽性だなんて。



ここにいますよ!探して!

「人が好きな可愛い子です。飼い主さん、探してあげてください!」

飼い主さんも愛犬も誰であれ歳を重ね老いていきます。私たちより少し早く歳を重ねていく犬たち。

歳をとれば免疫力が落ちて病気にもなり体が不自由になるという当然のことも理解がなく、シニアになれば必要な定期的な健康診断もしない、暮らし過ごしやすい環境を整える努力もしない、老犬となった犬を持ち込んだり、迷子にした老犬を安易に見捨てたりする人間がいることには本当に怒り心頭ですが、穏やかで優しい性格のこの子の飼い主さんがそんな人だとは思いたくありませんよね…。

外飼いされてる犬たちの迷子の場合に多いのは、飼育環境の定期的な確認を怠り、係留の不備、老朽化や破損からの脱走は少なくありません。が、なにより迷子になった飼い犬を血眼で探したり、警察や保健所への逸走届けを出されてないのでしょうか…。

  • この犬を知ってる方はいませんか?
  • 似た犬を飼っていた家、飼い主さんを知りませんか?
東郷町、豊田市、三好市、日進市、近隣市の皆様、この犬についてご存知の方がおられましたら、どうか投稿先へご連絡をお願いいたします。




新しい飼い主様の募集

「保健所では殺処分と言われ、我が家で保護しています。我が家にも高齢な愛犬がいるため飼い主と同時に里親さんも探しています。」

投稿先を読ませていただきました。優しい方が見つけて保護してくれたそうで、現在の預かりされてる方もビーグル好きの飼い主さんで、この子を保護してくれた方と相談をして預かってくれているようです。

先住犬のビーグルさんもおられるのに、心優しいかたに迎えいれてもらえて自宅での預かり保護を受けられています。(心から感謝いたします。)

先ずは何より「飼い主さん」を探しておられます。が、「新しい飼い主さん」の両面で探されていますので、ここからも声かけの御協力を皆様にお願いをさせてください。

気になってくださった方がおられましたら、インスタグラムの投稿先へ「問い合わせ」いただきますようお願いいたします。




地域の皆様へ

「また東郷町など町工場の番犬として外に繋いでおくことも多く、居なくなっても届出を出さないケースも多いみたいです。」と、投稿内にありますが、このような飼育者が皆様のまわりにいたら注意を呼びかけてあげてください。

今まで繋がれていた犬が居なくなっていたら、気にかけて飼い主のかたに声をかけていただけないでしょうか。

もしも脱走から迷子になってしまっていたら、届け出の有無を確認して届け出の手続きのことを教えて差し上げてください。

近隣や地域や周りの人たちの関心が啓発に繋がり、死と隣り合わせの迷子や所有者不明犬の殺処分など、不幸な動物を減らすこともできます。

そこに暮らす市民の皆様の意識から地域のペットと飼い主の関係や環境を良い方向に変えていけることがあります。




飼い主としての義務

飼い主のすべての皆様
飼い犬へ鑑札や狂犬病注射済札の装着義務を守っていますか。

私のブログを読んでくれてる皆さんは、繰り返し繰り返しでウンザリするくらいでしょうが(笑)今ではマイクロチップも合わせて装着されてる方々も多くおられ、災害時の万が一の危機感を持たれる方も増えてるようです。

私がこの『所有者の義務』についての啓発を特にするようになったのは、動物病院で見かける飼い主さんの未装着の実情、毎日毎日へることのない迷子となる動物の状況、センターに足を運んだ時に見たことがキッカケともなっています。

飼い犬を示す首輪をしていても、首輪の跡があっても、どんなに素晴らしい犬たちでも、飼い主さんに返すことができない壁の悔しさを抱える行政、帰る場所が分からず帰ることができない事情を抱える犬たちがいたからです。

どの犬も飼い主さんの姿を待つようにお利口に保護されていた様子、衰弱や怪我や汚れや不安に耐える犬たちの様子、私たちの知ることができない放浪していた厳しい背景が見えるようで涙が溢れるだけで言葉も出ませんでした。

それまでの『殺処分なんてやめてほしい!なぜ殺処分されるのか?』という悲しみの理由、その理由が飼い主である私たちにあることが直ぐに分かったからです。

犬の名前をつけるように、その犬の所有者であることを登録した時に発行される登録証の鑑札、飼い犬に対して年に一度の飼い主の義務となる狂犬病予防接種を済ませた際に発行される注射済札、この2つの札の重要性と義務とされてる優しさを理解し守られてる方はどのくらいいますか?

されてない方がいるなら今すぐに首輪に貴方の家族である証を装着してあげて下さい。

野良犬となった犬たち、野良犬から生まれただろう子犬などが多かった私の子供の頃と違って、様々な迷子犬とその多さ、特に屋外で飼育されてるだろう犬たちの未避妊や未去勢の犬たちの状況にも飼い主となる人間の意識の低さを目の当たりに感じました。


殺処分を反対される皆様
殺処分ゼロを求める皆様
結果ではなく防ぐために原因をみてください。「殺処分ゼロ」と声をあげていれば減るものではありません。

どのような犬たちが犠牲となっているのかを知り、その不幸の原因となる飼い主さんが減ることこそを目標になさって声をあげてください。

お住まいの地域の飼い主さんたちに向けて、命の危険に晒さないよう脱走や迷子にしないためのこと、届け出の大切さ、所有者の明示の義務を守ることだけで防ぐことができる所有者不明犬にしないように、是非まわりへ声かけをなさってください。周知と徹底がされれば必ず殺処分は減ります。

殺処分や不幸な動物の問題は、行政でもなく「犬が好き!猫が好き!」「動物が好き!」そうしてペットを飼う飼い主にあるものなのです。
Lovely days  CHIKA'S MIND TRIP






( 追記 )
最近では、動物愛護団体、保護団体の問題も目につくようになり、支援について悩まれる方々が見極める目を養いたい、犬たちのためになる支援をするにはどのような目安を持てば良いのかと考えられてる方々が少なくありません。

無責任な支援から返って動物を苦しめてしまうこともあり、良い団体や良い活動を求め育てられるのも支援される皆さんだという思いからも個人的には良い傾向にあるのではないかなぁと思っています。

知名度に頼らずに自分自身でよく調べるようになったり、報告や提示されることだけでなく疑問を持ち質問をされたり、施設に足を運んで施設内の様子や状況や犬たちに触れて犬たちの様子を確認したり、不幸から幸運を手にした動物たちが幸せな生き方を得られるために自分の願う動物愛護の活動について考えながら、保護という活動ができなくても自身にできる支援活動されるのは良いことだと感じています。