あまりにショックだ・・

これはでも
予測もできたこと。
いつ訪れるかは分からずとも
最悪な状況の予測はできていたよ。


だから皆さん口々に意見を届けたのに
良識ある意見には、反対者、批判者として攻撃してきた餌やりの人たちと団体。

上の写真は、山口県周南市の方によるTwitterでの投稿のものです。

久しぶりに周南市の投稿をさせていただくことになったのは、思っていた以上に事態が深刻な状況であり、市民の皆様にも犬たちにも『危険』が迫る状況だからです。







クマやキツネに近づかないで!餌を与えないで!食べ残しやゴミは持ち帰って!野生動物の問題を考えるとよくわかりますね。


繁殖だけに留まらず、間違った愛護のおかげで、長きに渡り人から餌をもらい、危険を感じなくなり、餌を求めて人を求めて人のいる街へ。


以前までの身を隠して暮らしてきた野犬の生活がかわり人を恐れず昼間も活動してる。確実にテリトリーは拡大してます。




一番してはならないこと


犬たちを危険な動物、迷惑な嫌われる存在にしてしまうことです。殺処分や虐待などの危険から守るため、安全であるはずの地域で犯罪や犯罪者を生まないためにです。


危険な犬として捕獲され譲渡対象にならず殺されるとすれば、それは条例で禁止されている餌やりを勝手な理由を盾に無視して行ってきた人たち、野犬愛護を名乗ってきたグループの責任は大きいはず。



危険な犬、迷惑な犬、こうならないために一刻も早く収容状況に応じて計画的な行政による捕獲保護を求めてきました。


しかし彼らは行政による捕獲の邪魔立てして、ネットでは周南市長、周南市、市民までも批判し悪者に仕立て上げてきた。



今ほどでなくても、当初ですら一気に救えるはずもない頭数。一気に捕獲しても選ぶわけでなくても犠牲になる命は増えてしまう。


保護団体、保護ボランティアの皆さまによる協力のもと引き出しが必要となる以上、計画的な捕獲保護収容が望ましい。




譲渡の危険性と限界


すぐに飼い主となってくださる方が見つかったとしても、家庭犬の里親募集と違い『譲渡』などできないからです。


これをすれば、飼い主のかたも犬も幸せになれるどころか『脱走』の危険があるだけだけです。それが他県への不適切な譲渡となれば、見知らぬ土地で不幸にも迷子や野良となります。救えてなどない。


良いことをしたはずの譲渡さえ、里親となったことさえ、他県へ野犬を運び、放つことになる結果です。


考えれば分かるように、『捕まった!怖い!どこ?』この程度の認識しかない犬たちには、殺処分から救った!人間の幸せにするからね!の気持ちなど分からない。


隙を見つけて逃げ出す・・当然の本能


そうならないためにも、野犬を知り、人を教え、人との暮らし方を教えて、人の社会で人との暮らしをできる犬たちにしてあげないと可哀想だからです。


そのためには、

保護団体、保護ボランティアの皆様のもとで、時間をかけて健康と心身のケア、トレーニングが必要なため、丁寧な対応と適切な時期の適正譲渡が望ましいでしょう。



私も今まで野犬の里親となった方からの相談によるブログを書いてきました。


迷子、捜索協力、譲渡トラブル、、、

とても悲しかった。

とても可哀想だった。


県外から迎えた野犬

今も相談を受けて動いている犬たちもいます。







どうするの……



あなた方も一気に捕獲保護できやしないでしょうが、餌に獣医師立会いのものに薬を混ぜて避妊去勢措置を行うくらいは今すぐに必要でしょう。

犬たちを思っていたなら、どうして今まで餌やりばかりで避妊去勢もしてこなかったのか不思議でしょうがない。

その後に行政と協力して捕獲し譲渡できるまでにしていかなければ可哀想ですよ。


何のために餌をまいてきたの。

犠牲にだけはしないで
見捨てないで
活動ということなら無駄にしないで

動物と人と人をむすぶ愛護

犬たちも地域の安全も守ってください。

Lovely days   CHIKA'S MIND TRIP