寒くなっておこる季節性パニック症状 | つれづれ養生訓 ~ 神戸から中医学の健康の知恵のお届け ~

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寒くなっておこる季節性パニック症状

フーフーです。
ここ最近、パニック症候群のような症状の相談があるんですが、寒さとかと関係ありますか?

寒さとパニックですね。ありますよ。
特に初冬に多いかも知れないです。

まず、パニック症候群のメカニズムですが、胃を中心としたエネルギーが上逆するという状態。イメージは逆流性食道炎と似ています。胃の経絡内の気血がとても多い状態で経絡に流れ注いだのが、心経を刺激するとパニック症候群になります。

さて、この時期のパニックですが。
外が寒くなってきたので、皮膚が冷え固まってきます。
そして足も冷えてきた。すると胃に熱がこもります。

そして胃の経絡を通じて気血が上逆があります。
この時は腰まわりも、身体の芯が熱いので内属脂肪が溶けて浮腫になることが多いです
この胃の経絡が腎に連絡しようとするが浮腫によって血行不良。すると不安という腎に関係する精神状態が発生します。

そして上に上逆。心が興奮。しかし外が寒くて皮膚から出れない。出口がないので、精神的にもすごく不安定になります。
これがパニック症候群となっていきます。

対策は発汗と足の浮腫とり。とても大切です。

 

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