前記事で浜地真澄・畠世周について
「現役ドラフトにおいて投手の同一リーグ移籍は活躍が難しい」
と書いた。
野手ならポジション被り等で出場機会があれば・・ということも考えられなくはないが、
普通に考えて同じリーグでチームが変わったとて成績が良くなる理由がわからない・・・というこであるが。。。
実際にはどうであろうか?
検証してみる。
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現役ドラフト元年
2022年の同一リーグ移籍投手
この年、ソフトバンクから大竹耕太郎がタイガースへ。
タイガースからは陽川がライオンズに移籍した。
大竹耕太郎は、前年2試合0勝敗から2年連続で二桁勝利。
現役ドラフトを「やってよかった」の筆頭であることに誰も異論はあるまい。
ただこれはパ・リーグ→セ・リーグの移籍である。
同一リーグで移籍した投手はどうか。
■日本ハムからソフトバンクに移籍した古川 侑利は
前年34試合から9試合登板に。翌年には育成契約となり今季引退した。
■その日本ハムへ西武から移籍した松岡 洸希は一軍登板なく、育成契約に。
■セ・リーグ内は横浜から中日へ移籍の笠原 祥太郎。おなじく鳴かず飛ばずで今季は台湾リーグへ移籍するも退団。オイシックス新潟アルビレックスに身を移している。
■もうひとりもセ・リーグ内の移籍。読売から広島へ移った戸根 千明は翌年こそ登板数も微増したが今季は一軍登板なく戦力外となっている。
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翌年2023年の現役ドラフト投手の翌年(今季)成績
■ここには我らがドラ1、馬場 皐輔がいる。
1試合登板に終わり、年俸3500万円から600万円ダウンとなる2900万円で更改した。
おそらくは来季終了後、戦力外となるだろう。
■梅野 雄吾はヤクルトから中日へ移籍したが300万円ダウンとなる2500万円で更改。この投手も来季限りではないか。
■長谷川 威展は日本ハムからソフトバンクへ。 ここは一軍登板はないものの、ポストシーズンにはベンチ入りし、DeNAとの日本シリーズでは1試合登板している。 まだ見込みはあるか。
・・・と、まぁこういった調子であるが、ではリーグ移動であれば結果はでるのか?といえば先の大竹耕太郎ほどの成果をあげた投手はいない。
楽天から広島へ移籍した内間 拓馬はすでに戦力外。
佐々木 千隼なんて名前もリストにはあるが千隼は今季、ファイナルステージ第3戦で勝利投手になるなどポストシーズンに貢献し日本シリーズでも2試合登板するなど来季へ弾みをつけた。
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結論から言えば、やはり全般的に新天地で活躍できる投手は少ない。
だがその中でも別リーグへ移籍した投手にはまだ見どころがある。
同一リーグ移籍ではやはり難しいのではないか。
これから見えてくるのは・・
比較的ドラフト上位の投手が多いこと。
ドラフト上位で指名したものの、見込み違いや故障などで期待したような成績が残せていない。
だがドラフト上位を簡単に戦力外にはしたくない。
そこでこの「現役ドラフト」に選出となる。
他球団なら、抵抗なくクビを切れるだろう。
そんな算段ではないか。
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またこの現役ドラフト。
大竹耕太郎や中日で覚醒した細川 成也、今季日本ハムでブレイクした水谷 瞬など思わぬハレーションを起こしている可能性もある。
ウエスタン・リーグで5年連続本塁打王となったソフトバンクのリチャードなどは活躍の場を求めて移籍志願したと言われていたが球団側はリストアップしなかった。
なぜか。
「諸事情で出場機会の少ない選手が他球団へ出場機会を求めて移籍する」というそもそもの目的があったものの、大竹耕太郎、細川 成也、水谷 瞬などが実際に活躍してしまうと球団は「困る」のではないか。
そもそも、獲った選手の見込み違いは「スカウトは何を見ている」となるし、移籍した選手が新天地で活躍したとなれば「編成はどこを見てるのだ」と言うことになる。
結果リチャードのような「誰かの怪我待ち・塩漬け」の選手がいても他で活躍されたらたまらないから球団はリストにのせないのだ。
「うちのこの選手、あかんかったらクビ切ってええさかいもろておくれね。その代わりにあんたんとこのこの投手、一年だけおこづかいあげるよってに」
・・・なんて会話が浮かぶのは性格が悪すぎるか。
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今季の「同一リーグ移籍投手」は浜地 真澄・畠 世周を含めて4名。
タイガースで言えば。。
出場機会を他球団に求めて移籍・・・なら本命は「熊谷 敬宥」であったようにも思うのだが。
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