2023年ARE ROAD振り返り、
続いては打撃編。
シーズン途中から繰り返し言われてきたので今さら
言うまでもないことが多いが、一応記録として振り返っておく。
今シーズンの打撃成績の特徴としては
とにかく四球が多いこと。
シーズン494は12球団トップの数字。
昨年の358から実に136個も増えている。
安打数1.160本→1,180本の微増
本塁打84本→84本 同数
から見れば得点が489点→555点
と増えているのは出塁率の増加が大きいと読める。
OPSは.638→674に増加した。
これも長打率が.352とリーグ5位であることを見ても
「四球効果」は大きい。
岡田彰布の持論として「2ストライクになったら球種が減る」
というのがある。
球種が5つある投手であれば追い込んでからの勝負球は1つか2つに減るというもの。
また岡田は「2ストライクになってもストライクゾーンは変わらない」とも説いた。
そのあたり打者レベルによっての解釈は難しい部分もあろうが理論的には至極正論である。
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昨年と今季の「打順別」の成績比較。
今季、岡田監督はポジションの固定とともに打順も固定した。
大山悠輔は今季4番を全試合で務めたが、これは金本知憲
(2004〜2009年)以来14年ぶり。
生え抜きで見れば前回日本一になったシーズンの
掛布雅之(1982,1983,1985年)以来これも38年ぶりだ。
大山悠輔も四球が59→99と大幅に増えた。
100四球は強打者のステータスでもあるからこれも胸を張っていい数字。
2022年の打順別成績を見てみる。
近本が3番、中野が1番を打つなど打順の変更もさまざまであったが
とにかく下位打線の打率の低さが目立つ。
特に7、8番
続いて2023年。
そして今季はなんといっても他球団にとって脅威となった
「8番木浪」が機能した。
打率.269はほぼそのまま木浪聖也の成績。
そのおかげで昨年23・36=58であった1・2番の打点が
60・41=101点と大幅に増加した。
1番打者の60点のうち54点が近本光司の打点によるもの。
もちろん自身キャリア・ハイの数字である。
ここで「イニング別」の得点を見てみる
2022年は「よーいどん」での得点は多かったものの、
そのあと・・ いわゆる「中押し」「ダメ押し」が取れなかった。
今季は3回に80点を取っている。
これはひとまわり目の「下位打線からの得点」が多かったことを示している。
前出の「木浪効果」だ。
ついでなので「得失点」のデータも貼っておく。
昨シーズンは中盤以降、点は取れない・取られるという状態が続いた。
今季は9回以外全てのイニングで「10点以上の得失点差」をマークした。
まさに盤石と言えるだろう。
チーム年齢が若返ったこともあり、しばらくこの黄金期が続くという展望もある。
もちろんそう願いたいが1987年のタイガース、今季のスワローズの低迷を見てもそうそう簡単なことではない。
来季、さらなる加速をつけるにはやはりこの男
「問題児からの脱皮」を切に願う。
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