4-6-3、6-4-3の併殺プレイは内野の華かと思う。
昨シーズンは中野拓夢がセカンドにコンバート。
中野拓夢は2021年、2022年とショートで1,000イニング出場を達成
(1,053Inn、1,205Inn)。
タイガースでは2017年の鳥谷敬以来の記録。
2022年にはベストナイン も受賞したが、岡田彰布はその肩の弱さから
中野をセカンドにコンバートした。
そして中野はご存知の通りみごと二塁手部門で初のゴールデングラブを受賞。
そして空いたショートは当初、小幡竜平が立つものと思われていたし、実際
開幕ショートは小幡であったが、するすると木浪聖也が台頭、覚醒。
定位置を確保するとそのままシーズンを泳ぎ切り、中野とともにゴールデングラブ賞に輝いた。
=============
昨年のセカンド・糸原は「サービスエリア33」などと言われた。
右手側(センター側)の打球に弱く、そのためセンター寄りに守ることから左手側(一塁側)の打球に届かないことがよくあった。
糸原の二塁守備位置
小幡竜平の守備位置
一目瞭然。
糸原の方が「前にいる」。
またスナップスローができないため6-4-3の切り返しによる併殺がとれない、ということがしばしば見られた。
======================
ダブルプレーのデータを見てみよう。
DPR(Double-Play Runs)=内野手の併殺完成による貢献度
・・・走者を置いた状態での内野ゴロなど、併殺状況でどれだけ完成させたかから貢献を計り得点換算したもの。
DPSとDPSは併殺に関与した数字。その始まりと中継。
DPS(Double Plays Started)
DPT(Double Plays Turned)
6-4-3であればショートに併殺スタート(DPS)、セカンドに併殺ピボット(DPT)が記録される。
まず上記の通り、糸原セカンドで「併殺機会」で「併殺がとれていない」
の赤文字で書かれた箇所。
そのせいで中野の数値も下がる。
逆に中野のDPSとDPTは安定している。
念のため書いておくと・・・
※上記の表は中野と糸原のコンビネーションだけの数字ではない。
2023年の木浪・中野コンビになると併殺の数値はグン!と上がる。
ときに目覚ましいのはピボットプレー。
糸原16→中野56と実に3.5倍の数値。
中野の守備範囲と、木浪の強肩で130の併殺はリーグトップ。
勝率と併殺の相関関係は0.76と強い相関関係を示します。
(逆に失策は勝率との相関関係は0.26とさほど関与していません。)
来季、このコンビがいくつ数値を伸ばすか。
または小幡竜平の逆襲はあるのか。
そのあたりも非常に楽しみである。
↓ブログランキングにご協力ください。
こちらをクリックお願いします↓
※画像の無断転用・持ち出しを禁止いたします。
※イラストは著作権で保護されています。
※ブログ中セイバーメトリクス の数値は(株)DELTA社の数値を参照しています。










