送りバントは有効な戦術か?at 阪神タイガース(会長記) | 堂島猛虎会のブログ

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タイガースファンの3人が綴る、猛虎愛ゆえの強く厳しい評論を発信していくブログです。

 

7月の観戦記ブログより

「真下に落ちた暖のバント」

をまず冒頭にお届けします。

 

もちろん失敗です。

 

 

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今季阪神は62の犠打を記録している。

 

トップは中日の82

続いてヤクルトの74

広島とDeNAが並んで69で阪神は5位の数字。

 

最下位は読売で39でダントツに少ない。

 

 

82個の犠打を決めている中日の得点は?

というと353点でリーグ唯一の300点台。

打てないから地道に稼ごうとするのだが肝心のタイムリーが出ないというところだろうか。

 

ヤクルトは犠打数2位、

得点は498点でリーグトップ。

犠打を決めたらちゃんと成果に結びついてるという事だろうと思われる。

 

 

阪神は犠打62が5位、得点456点はリーグ4位。

なかなか微妙なところ。

 

かつての暗黒時代はランナーが出たらバント。

初回でもバント。最小得点で勝負しようとするまさに昭和の高校野球のようなゲーム運びだった。

 

中村勝広、和田豊。

この両監督は犠打を非常に多用した。

二塁手出身監督の弊害だと当時よく言ったものだ。

 

 

話が脱線するが・・・

こんな雑誌を見つけた

 

 

 

いろんな球団の1ページをつまんで紹介しているようだ。

ヤクルトの広岡監督時代とか・・・・読売の藤田監督時代とか。

なかなかマニアックなつまみ方かと思うが、

 

我が球団・・・・。

 

つまみどころ、おかしくないか。

 

誰が買う・・・・?

 

 

いや・・うちの広報あたり・・・

何か間違えてポチるかもしれん。

 

読者のみなさん。

買われた方は感想をお願いします。

 

(岡田彰布「そらそうよ:特別編」はちょっとそそられる・・・)

 

 

 

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話を戻します。

 

 

 

 

筑波大学硬式野球部監督の著書によれば・・

 

無死一塁の場面。

高校野球(甲子園大会)ではわずかながら強攻策と送りバントではわずかながら送りバントの方が得点確率が上がるそうだ。

(無死1塁45.9ー1死2塁47.5%)

 

ところがこれがプロ野球になると逆転するんだそうだ。

(無死1塁40.2ー1死2塁39.2%)

 

 

2014~2018年のデータでは、無死1塁から1死2塁になることで、

得点期待値は0.80から0.64に減少します。

(蛭川晧平/著、岡田友輔/監修『セイバーメトリクス入門』より)。

 

 

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阪神はここまで115ゲームを消化し62犠打ということは

おおよそ2試合に1個の犠打を成功させている。

 

果たしてその成果はどうなのだろうか。

 

どうもこと「作戦」「戦術」になると矢野・井上コンビは苦手な気がするのだ。

 

彼らの作戦には

 

「打て」と「早く打て」と「好きに打て」しかないのではないかと考える。

 

 

いやまさか・・。

 

 

 

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データから見てくるものがあるはず。

今季の阪神の犠打記録

 

 

 

投手をブルーにしてある。

犠打を記録しているのはほとんど青文字の投手。

 

前半戦46回の犠打のうち63%の29回が投手によるもの。

 

表の○と×表はその送りバントが得点に直接結びついたかどうか?

である。

 

前半戦では11-27で6割近くが得点になっていない。

まぁそううまくはいかないか、、という事だろうか。

 

しかし6割近く得点にならない・・というのに何故送りバントをするのか。

 

という答えが「46回の犠打のうち29回が投手。」なのだと思う。

 

つまり紐解くと・・

 

前半戦は8番の出塁が多い、と考えられる。

 

・・・・・そう、中野拓夢だ。

 

そして得点率が低いのは続く1番の成績が悪いことが考えられる。

 

近本光司だ。

 

 

これを踏まえて後半戦の表を見てもらいたい。

 

 

 

あれだけ多かった投手の犠打がわずか3つに激減している。

 

そしてわかりやすく中野拓夢をグリーンにしてみた。

後半戦だけで12個の犠打を記録。

 

矢野監督の焦りが感じ取れる。

 

しかも格段に得点効率が悪くなっている。

 

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この表から何が見えるか。

 

 

前半戦は8番中野の出塁からの投手の犠打で上位打線で得点するパターン。

しかも表の右欄にあるように長打が多い。

そもそも送らないでも帰ってこれているとも言えるが、投手の打順だから送っておく、という事だ。

 

後半戦はその中野拓夢が2番に座っている。

投手の犠打が少ないのは梅野隆太郎など8番打者の出塁が減っているという事。

 

そして中野の犠打が多いのは近本の出塁が多いという事。

 

そしてその近本ー中野でつくった「一死二塁」というチャンスに

3番・4番が応えられていないという事になる。

 

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ついでに「犠打勝率」というのも計算できそうなので書いておく。

 

62の犠打を成功させた49試合のうち勝利数が33試合。

犠打を成功させた試合は67%の確率で勝利している。

 

そしてその犠打が得点に直接結びついた試合23試合のうち

実に21試合が勝ち試合なのだ。

 

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さて。残り28試合。

 

「中野2番」で行くのか。

 

中野と糸原はほぼ同じような打率(.280)だ。

 

糸原に戻しても変わりないと思われるがそうなると3番がいなくなる。

 

悩ましい。

 

 

 

こういう時こそ

 

 

 

「ジョーカー」の出番だろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョー・・・違うから。

 

 

それからそれは「バント」じゃなくてな・・・

 

 

 

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