昨年までとはマルテ別人!?(会長記) | 堂島猛虎会のブログ

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タイガースファンの3人が綴る、猛虎愛ゆえの強く厳しい評論を発信していくブログです。

 

 

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ジェフリー・マルテ

 

ドミニカ共和国 右投/右打 185cm /99kg 

D・タイガース~L・エンゼルス

 

2019年に入団、今年で3年目になる。

1年目は不調の大山の代わりに4番にはいるなど主軸として期待されたが、古傷の左ふくらはぎの怪我もあり規定打席には到達せず。

それでも打率.284とそこそこの成績で終えて翌年の契約を獲った。

 

とにかく「大砲」が欲しいフロントは2億7千万の大枚をはたいてJ・ボーアを獲得。

空回りするファイアボールを尻目に好成績をあげたのは伏兵・サンズであった。

 

ボーア、大山とのポジション被りや外国人枠の問題から2軍が多くなりまた怪我もあって119打席に終わった。

 

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3年目の2021年。またもや「大砲欲しい病」のわがタイガースは再び2億6千万の札束を投げ捨てKBOの本塁打・打点の二冠王、ロハスJr.と契約。おなじくKBOの最多勝投手アルカンタラも2億1千万で契約。

 

昨年末失速をみせたサンズを考えても順列は

 

スアレス>ロハス>アルカンタラ>サンズ>チェン>マルテ>ガンケル>エドワーズ

 

・・・とこんなところだっただろう。

 

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「外国人大砲欲しい病」は裏返せば生え抜き和製大砲が育たなかった事が背景にある。

生え抜きを抜きにしても金本知憲以降、ホームランバッターは獲得できなかった。

 

本拠地の甲子園球場名物の浜風もあり、左打者のホームランは難しいとされているし、実際、近年左打者で40本塁打を超えているのは金本とブラゼルだけだ。

 

・・ということで図式として

 

(1)和製大砲がいない→(2)外国人でまかなう→(3)左打者の本塁打は難しい。

 

結果、、右打者ばかりを狙って獲得するばかりであった。

 

しかしこれがまた絵に描いたように同じ空振りをする。

外に逃げていくスライダーにぐるんぐるん回る。

 

私でも打ち取れるのではないか?と錯覚するぐらい外角のスライダー1本で勝負アリであった。

 

 

 

ここ近年の阪神が契約した外国人野手一覧。

パッとみてもマートン一強。

まず複数年がブラゼル・マートン・ゴメス・ナバーロだけ。

うちブラゼルとナバーロは途中からだから実際2年以上契約したのはゴメスとマートンだけだ。

 

太字が右打者。コンラッドってスイッチ・ヒッターだったんだ。

・・・コンラッドとハリウッド・コシショウの区別が難しい。

スポニチANEX

excite news

 

 

コンラッド、ソラーテ、ロハスJr・・・

3人もスイッチヒッターを獲得している。

 

最近だけでも大和、植田海にスイッチ転向させている。

 

スイッチヒッターが好きなのか、関西人特有の「お得感」があるのか・・・。

 

ともかくマートンのほかは期待外ればかり。日本に来てすぐ結果を出せというのも酷な話であろうが中にはそれなりの金額をドブに捨てたような選手も少なくない。

 

そんな中、中日など安くていい選手をみつけてくる球団の「真似をして」ドミニカあたりにフォーカスした。のが2014年のゴメス。

 

それほどでは・・・の金額ではあったが、それほどはなぁ・・・の成績であった。

 

やっぱりあかんやん。ええもんは高い金ださなあかんねや!

 

言うてまた財布開いてロサリオ。

これがまた大外れでシュン太郎。

 

そんなこんなでマルテである。

最初あのスイングを見た時「なんだこれは」と目を見張った。

 

プルヒッターもプルヒッター。

インパクトの直後にはもう右手を離し、フォローの左手は宇宙と交信するかのようにinfinity軌道で頭上を旋回する。

もはややり投げか何かべつの競技のようにも思えてくる。

打球はすべてラインドライブとなり右方向にはまず飛ばない。

 

またクセの強いの持ってきたなぁ・・と呆れていたが・・・

 

選球眼に特質があった。

「お?」となるくらいボールを振らない。外角の釣り球に誘い出されないのだ。

 

既出の表を見てもらってもその四球率の良さがわかる。

 

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マルテの打撃成績。

 

 

 

上記で「いきなり結果を出せというのも酷な話」と書いたが、まさに今年のマルテはすべてにおいて成績をあげている。

 

このまま順調に怪我なくいけば安打は100をゆうに越えるだろうしホームランも30本はいけそうだ。

 

そしてその特質である四球率にもますます磨きがかかっている。

 

下の表はOBP、SLG,

そしてO-SwingとOPSである。

 

OBPはOn Base Percentage=出塁率、

SLGはSlugging Percentage=長打率だ。

 

これも年々成績があがっている。

 

OPSはOn Base + Sluggig Percentage=出塁率+長打率だ。

これが1.00を超えるの強打者の証。

 

そしてその一つ前の項目がO-Swing%

Outside Swing%=ボール球を振る確率だ。

ちなみに佐藤輝明はここの数字がマルテの2倍以上になる。(43.4%)

 

佐藤輝明はボール球の半数近くをスイングしていることになる。

 

少しまたちなむが、O-Contact%という数字もある。

これはボール球をスイングしたときに打球が発生した割合(ファウルを含む)である。

 

この数字がマルテは64.2%、佐藤輝明は47.9%である。

 

簡単に言うと、

マルテは「ボール球をあまり振らない」(約20%)、

そして「スイングしたボール球はバットに当てる」(64.2%)

 

ということだ。

 

ボール球を空振りする確率が低いから四球も増えるのだ。

 

 

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SLG(長打率)が7位だがそのほか、

BB(四球)、OBP(出塁率)、OPSすべてBEST 3にランクインしている。

得点圏打率も2位だ。

 

打率は12位だが、打点7位、本塁打7位と堂々とした成績だ。

 

なぜここまで打撃成績がよくなったのか。

昨年までとはマルテ別人だと言っても言い過ぎではない。

 

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もともと2019年当初はバットを立てて構えていた。

 

 

スポニチANEX

 

 

それが今年は少しマイナーチェンジしているのだ。

 

バットを立てず肩にかつぐように力を抜いて乗せている。

 

 

 

そしてそこからバットが体の近くを最短距離で通る。

 

この時点ではもう片手を離している。

 

 

すごいフォロー

左ふくらはぎ、、痛めるなそりゃ。

 

左足足刀(足の外側)で支えてるもん。

 

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そしてマルテの真骨頂がこれ

 

 

ここからバットが止まるのだ。

 

 

 

おそらく交流戦でもパのバッテリーは「?」だったに違いない。

 

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当会でもオープン戦に入ったあたりから今年は何か違うぞ、と。

 

3番バッターとしての特性、要はOPSだがまずはその出塁率。

初回2人倒れて2アウトになってもそこから出塁、得点というケースがある。

 

またツボにきた時は1発で仕留める力ももちろんある。

 

マルテは3年目にしてまさしく今季、花開くシーズンとなっている。

 

今年優勝の大事なキーマンのひとりになることは、間違いない。

 

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そしてこのマルテが年棒6,800万円(推定)なのだからまさしくお買い得。

阪神は複数年契約していなかったことを悔やんでいるだろうか。

 

マルテは単年契約だ。そのあとはフリーとなる。

阪神は契約できたとして、最低でも倍増の契約になるのではないか。

それでもロハスの2億6千万を思えば安いものだから出せばいいだろう。

 

心配はマルテ側が2億年程度を欲した場合、交渉決裂となる可能性もある。

 

そうなれば争奪戦になるのではないか。

セ・リーグ なら広島あたり一塁手として期待できそう。

 

パならDHで使えるから楽天や日ハムあたりも欲しがりそうだ。

 

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来季の外国人枠の心配をしている場合ではないかとは思うがこういうのも

「虎党の性(さが)」だから仕方がない。

 

とにかく今年は怪我の再発が怖い。

うまく休ませながら糸井や陽川を使いながら調子を維持して欲しい。

 

 

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