石富由美子の一周忌。
一年経ちました。早いなあ。
由美ちゃんを看取った岡崎奈津子ちゃんが、由美子に託された願いを叶えたの。
由美子の夢。
それは、彼女の実家を、人が集うアトリエにしたいということ。
人がそこに集い、いろんな話をしたり、音楽を奏でたり、絵を描いたり、美味しいものを食べたり…。
そんな場所にしたいということ。
病いに倒れる直前まで、自ら漆喰を塗ったらしい。
まったくうまく撮せてない💦
すごく上手に塗っていた!
アトリエ美音 って書いてある。
彼女のお店だった「美音」を復帰させることが最初の夢だったけれど、それが叶わないことがわかってから、お店にあったグランドピアノや沢山の楽器、楽譜などをそこに運び込んでいた。
奈津子さんは美術の先生。
由美ちゃんの生前から、そのアトリエで、受験生や子供達にデッサンを教えている。
グラフィックデザイナーでもあったなっちゃんが、由美ちゃんの夢を叶えてあげられる一番近い人であったことは言うまでもない。
とっても趣味よく、素敵に、由美ちゃんも絶対喜んでくれたであろうアトリエに改装していた。
ぶら下がっている板を吊っていた棒
面白いからそのままにしたって。
フードコーディネーター西本敦子さんにめっちゃ美味しくて島根県を感じられるお料理を作っていただいた。
ここで育って大人になって…そして、そこで
由美子の一周忌をやり、由美子に会いたい人たちが集まった。
たくさんおしゃべりをして、
たくさん美味しいものをいただいて、
たくさん音楽を共に楽しんだ。
歌がほんとに好きだったゆみちゃんだけど、
絵も素晴らしいし、
字も上手い。
運動神経も抜群だったらしい。
おまけに、
美しい…。
ほんとにこんなにたくさんすごいもの持っていたなんて、はやく知りたかったよ。
新しい陛下のお誕生日が由美子の日でもあるようになって、こうやってまた松江で彼女のことを思う場所も出来たこと。
そして、由美ちゃんが作ってくれた、たくさんの尊いご縁が生まれて、
昨日は心にポッと花が咲いたような美しい1日に
なった。
また、ここへ来たいな。
由美子、ありがとう。