今年はリニューアルされた原爆資料館にまず行ってきました。
写真や、遺品などが数多く展示され、誇張や個人の感情に流されずに、でき得る限り、事実を伝える。
その事実に、涙が止まらなかった。
その凄まじさに、震えた。
希望を見出したとしたら、
その資料館に、ほんとに多くの外国人が訪れていたこと。
悲しい目を向けて、無言で立ちすくんでいたこと。
厳しい顔で、沢山の写真を撮っていたこと。

何のために、これほどの恐ろしい兵器が要るのか。
自分の国を守るためなら、こんな馬鹿げた兵器は必要無いはずだ。
あらためて、平和とは何かを考えさせられたヒロシマでした。


移動演劇隊さくら隊の慰霊碑。
今は、お世話になっている、広島市民劇場さんの管理によって建てられている。

さくら隊の皆さんの純粋な演劇熱を、崇高な演劇魂を、わたしも忘れることなく、そしておごることなく謙虚に舞台に立たなければと強く思う広島公演でした。
中国ブロックの鑑賞会、最後の地は広島県呉市。

呉のホテルの朝食にあった、軍艦カレー。
今年こそは江田島へ。
と思っていたのに、行けずじまい。(TT)
尊敬する鈴木瑞穂さんは、この江田島の海軍兵学校の出身。
その時の瑞穂さんのリアルなお気持ちを伺っていたので、いつか行きたい…と。
令和の年も、どうか平和で美しい日本でありますように。心から願いなさい。と、広島、呉は、教えてくれる。