年一回、3年生に向けてワークショップを開催。
昨年までは、レミゼラブルを題材に行っていました。なんと言っても、世界的に有名なミュージカルで、学生たちの人気もかなり高い。役柄もエポニーヌ、ファンティーヌ、コゼットと、それぞれ違ったやり甲斐のある役柄も揃っています。
私はやったことないので、私なりに学習して題材として使っていたんだけど、いつかは日本のミュージカルで…と思っていました。そこで、
今年は思い切って音楽座ミュージカル「星の王子さま」を!写真に写っている台本。98年版。
これが私が最後にやったリトプリ。わ〜〜〜、もうこんなに時が経ってしまってたんだ〜💦つまり今日付き合ってくれた3年生は、ようやくオギャーと生まれてきたくらいのとき。。゚(゚´Д`゚)゚。
ちなみに、写真の私は初演のときなのでさらに昔ってことになります(^◇^;)。
今回改めて、原作を読み直し、台本をチェックしてみたら、またもや新たな気づきや理解がありました。不思議な本ですよね。
私が中学生のとき、国語の教科書に一部載っていたけど、その時はちっとも面白くもなく、むしろきらいな部類の読み物だったのに…。3年生たちは、試験前にもかかわらず、よく勉強してきてくれました。台詞もかなり多いミュージカルなので、台詞から歌への流れを学習するにはとても良い題材かなと。レミゼラブルやサイゴンのようにほとんど音楽でストーリーを展開するミュージカルも素敵だけど、台詞から生まれる間合い、掛け合いの間合いなんかは音楽だけではどうしても表現できないので、私はこっちの方が断然好きなスタイルです。日本で生まれたミュージカルがもっともっと、浸透してほしいなあ。この子たちも、日本のミュージカルの母国語のために書かれた楽曲を、当然のように歌うようになってほしいなあと切に思います。