15日千秋楽に、念願の志の輔さんの落語を聴きに本多劇場へ。
落語は好きで、大学時代は、ちょいちょい学校サボって、(^^;)鈴本へ行って、ずーっと落語聴いてたこともあったりしました。
もう10年以上も前になってしまいましたが、BS NHKのふれあいホールの司会をさせていただいていたとき、月曜日は決まって演芸の日で、落語のみならず、紙切りや、傘回し、けん玉、浪曲、講談、漫才、etc…素晴らしい日本の演芸にふれあうことができました。もっともっといろいろ知って深まりたかったのに、忙しさにかまけて素通りさせてしまいました。もったいなかったなあ💦
立川一門のステージはほんとにチケット取れなくて、もうハナから諦めていたけれど、なんとなんと、今回夏に、ずーっと志の輔さんが続けていらっしゃる「牡丹灯籠」をついに聴きに行くことができましたー!!
時間があると、YouTubeで志の輔さん聴いていたけれど、今更だけど全然違う!!
ほんっとに素晴らしかったです。
3時間、たったお一人でハードカバー7冊にも登る三遊亭圓朝さんが作った膨大なこのお話を、3時間で全てを語られた。3時間ですよー!!どんだけー!??演劇では、一人芝居というのがあるけど、せいぜいやっても1時間半くらいのものが多い。だってまずめちゃくちゃくたびれちゃうし、無対象の会話劇がそう長く続かないし…!でもそこは落語なんだよね!一人で何役かやってもちゃんと区別がつくし、間の取り方なんかも、噺家さんによって違うから、すごく引き込まれるし。もう面白くて面白くて、たくさんの登場人物も、志の輔さんのアイデアと噺の技であっという間!
上手いなあ〜〜〜。チケットが取れないのも大いに納得でした。次は新生池袋の新しい劇場の杮落としでひと月公演、その後、生まれ変わったPARCO劇場での公演など、志の輔さん、休む暇もないほど忙しい!追っかけちゃいたいなあ!
そして、
日本の古典をもっともっと勉強しなきゃっ
と、改めてすごい国だ、日本って…!と思ってしまったのでした。
そうそう、
下北楽園での、横山さん書き下ろしの落語ミュージカル「よせばいいのに」これも面白かった。
古典落語の登場人物たち、憎めないおヒョイなキャラが、噺家さんや演じ手によってそれぞれ味が違う。これが面白いのよね💚