梅雨の季節…。
昨日の大雨は内心ヒヤヒヤしました。
雨はとっても大事だけれど、休み休み降ってね〜(>人<;)
そんな雨の中、少し空き時間があったので石神井の「いわさきちひろ美術館」へ行ってきました。
目的は、☝️。
作家、イラストレーター  ショーン タンの作品を観たくて。
ちひろ美術館、初めてだったけど、とっても居心地が良くて、本番前だったので美術館は疲れるかなあ〜という心配はまったく無用でした。

雨にもかかわらず、かなりのお客様でわりと混んでいたのだけど、

しっかりカフェでお茶して…


おはなしのくにで読ませていただいた、「おにたのぼうし」ちひろさんの絵で想像が膨らみますよね。
そして、
本題。
ショーン・タン

どの絵も、ドキッとして、キュッとつかまれて、
まぶたが痛くなる…。
そして、しあわせな気持ちが溢れてくる。
「エリック」の下に見えているのは、
代表作「ARRIVAL」。
移民…のお話です。
と言っても、文字は一字もありません。
日本にも、つい何十年か前まで、世界へ仕事を求めて旅に出る人々がたくさんいらっしゃいました。そんな人たちの切ない、悲しい、あたたかい、ささやかなお話です。
実際に原画を見て、あらためて感動。

タンの作品の原画がたくさん。
かわいらしさ、悲しさ、愛おしさ、…



私は、ただただ胸の中が熱くなって、
さっき捨ててしまった飴の包み紙を、もう一度ゴミ箱から取り出して、シワを伸ばして、しばらく眺めてしまったほどです。
ご興味あれば、
上は、買ってきた絵葉書です。
ぜひ、ちひろ美術館へ行ってみてください。
7月28日まで。