2011年の今日、もう8年も経ってしまったんですね。

連日満席で迎えていた音楽劇わが町の初演。金曜日だった。
立ち上げた初演の舞台が毎日満席で、友人からもなんとかチケット取れないかと電話をもらったり。とてもしあわせな時だった。
きっと、東北の皆さんも変わらぬ日を信じていたに違いない。
抗うことのできない天からの災害。
あの時、人間のはかなさ、小ささを実感した。
今日を絶対に忘れてはいけない。
辛いけどしっかりと記憶しなければならない。

雨上がり、沈丁花の香りが春を誘っていた。

明日から静岡公演。
静岡県の皆さんに喜んでいただけるかな。
私も、時の経過をちゃんと受けとめて、その上で最善を尽くすよう、日々精進します。