母が入院している練馬健育会病院。
とりわけ、歯科口腔内のケアを大切にしています。
歯科衛生士さんが常駐している。
これはとても珍しいことで、リハビリ病院ではまだ必須項目ではないとされているため、歯科衛生士さんは保険適応外になるそうです。
でも、院長の酒向正春先生は、それを全額病院負担で歯科衛生士さんを常駐させている。これは、どんなに体のリハビリをしても、口腔ケアをなくしてはその効果が発揮できないからという大事な理由からだそうです。
人は立ったり、歩いたりすることに、踏ん張る力が要ります。その時に奥歯をしっかり噛むと自然に全身に力が流れていきます。噛める人と噛めない人ははっきりと踏ん張る力が違ってくるのです。
そんなわけで、こんな風に、1日3回毎食後に、口の中を掃除してくださいます。(母はもう、自分ではほとんどできなくなってしまいました。)ほんとに頭が下がります!
母は、顎がすぐ外れてしまうために入れ歯を長いこと入れることができませんでしたが、今月くらいから安定してきたので入れ歯を装着させてもらってます。
すると、



こんな姿をお見せするのは母に申し訳ない!と思いつつ…。(>人<;)
まったく、ほんとにまったく立ち上がれなかったのに、自分で立ち上がったんです。
これは間違いなく、しっかり奥歯を噛むことができた証拠だと思いました!
口腔ケアは、肺炎や、その他の感染症を防ぐだけではなく、こんなにも人の生活をアシストしているんだなーってつくづく。
で、
本題はここからなんです。f^_^;




宇和島市吉田町は、水源地が壊れたため、長期の断水は必至。
お年寄りの多い地区で、お口のケアもままならない現状、そこからの感染症で深刻なことにならないように、二の次にされがちなお口のケアをぜひしていただきたい!と、私が25年以上も信頼して通っている杉並区のしろきデンタルクリニックの佐藤一樹先生にご相談したところ、写真のConCoolFを被災地の皆様へと、プレゼントしてくださいました!それから、歯ブラシも!
これは液体の口腔ケア用品で、歯ブラシに数滴落とし、歯を磨いたり、少ないお水に数滴垂らしてブクブクうがいをするだけで、かなりの殺菌ができる、スグレモノなんです。
佐藤先生の男前な、あたたかくやさしいおはからいに心から感謝です。
どうか、皆様のところでたくさん活躍してくれますように!!