ご報告遅くなりました。
オフィス3○○超音楽劇「肉の海」。
17日無事に千秋楽を迎えました。

原作あるとは言え、ほぼゼロから創っていく現場は久しぶり!
大変だったけど、心に残るひと月半でした。
過去ご一緒したことがあるのは三田さんでしたけど、三田さんとも、井上作品「夢の泪」では、まったく絡み無しの舞台だったので、実質今回が初といってもいいくらい。
そんな現場でしたけど、みんなやっぱり仲良しでした。

えりさんの創りたい舞台を、全員で模索して自分を最大限に投影して作り上げた!って感じかしら??

私も、えりさんに何気なく、「ここは、ラップでいきたいの」と言われ、目がシロクロなったけど、チャレンジは大変だけど、楽しいもの。
自分のリミットを先に伸ばすチャンス!
結果、ほんとに面白かったです。

さて、皆さまはいかがだったでしょうか。
いつもとはちょっと、いえ、かなり違う私の舞台に^^;沢山のお客様に足をお運びいただきました。
ありがとうございました!

公演中行けなかった母のところへも行ってきました。

レベルはどんどん落ちていってる中で、ここんとこ少し上向きだと。
ひ孫の手をしっかり握ってリハビリに向かってる途中の母です。
母にとって、最終幕が始まって、もうがんばれなんて言わないで、ゆっくり眠りの中で最後を迎えればいいと思っていたけど、「お母さん、死ぬまでがんばろうよ!」って言ったら、「そうしたい」と返してくれた。
肉の海の中に出てきた、シジュホスの神話。神を欺いた罪でシジュホスは大きな岩を高い山頂に運ばなければならない罰を受けた。
やっと運び終えたら、また崩される。その繰り返し。これが拷問なんだけど、それはつまり生きるってことなのかもね。というおはなし。
人生も、積み上げて終わったと安心していたら、また何者かに崩されて、また積み上げなければならない。その繰り返しなんじゃないかって。其れが生きてるってことなんじゃないかって。そう考えると、その速度は遅くなっていくのだろうけど、ひとは死ぬまでやるべきことなのかもしれませんね。
母も日々、出来ることを繰り返し繰り返し練習している。それが大切なのかもな、と思いました。

さて、次はもうすぐです。
文京シビックホールでの昭和ポップスコンサート。
楽しいものになりそうです。
ぜひぜひ、お待ちしております。