ロッピスのペンダント 6 | 黒鷹騎士団

黒鷹騎士団

基本は俺の妄想からなる。
後悔だけはしまくりだと思う

HAPPY ENDは好まない

〈ロッピスこっちにおいで
こっちに来れば一緒にいられる・・・〉


「お母さん・・・」


ロッピスはどんどん崖の方へ進んだ
ゆっくりしっかり
お母さんに近づいていった

〈ロッピス・・・はやく・・・〉

一瞬、お母さんが遠ざかった

ロッピスはそれを見逃さなかった

「!お母さん!!
おいてかないで!!」


ロッピスは涙をこらえて走った

「危ない!!」

誰かに止められた
さっきの少年だった

ロッピスは腕をつかまれて動けなくなった

「離して!!お母さん!!お母さん!!」

「ちょ・・・落ち着いて!!」

「離せ!!!!離せ!!!!」

ロッピスは叫びながら
激しく抵抗した

だか少年は力が強く
かよわいロッピスには敵わなかった。

〈ロッピス・・・〉

お母さんはだんだん透けていって
見えなくなって消えてしまった。

「あ・・・ああ・・・
ああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」


「え?ちょっ!・・・」

ロッピスはそのまま
意識を失ってしまった。

                ~つづく~


いつも以上に短くなってしまった・・・

申し訳ない・・・