結婚して、子が生まれて、人生は動き出した。
それまでは、人間の今の時代に役立たないような学問をしていた
愛を説いたり、コントロールの愛が消えたり、東洋医学のように朝の養生、夜の養生というか、真夜中の思想は、朝見直せ。真夜中、書いた手紙は、朝見直せ、というように時間帯によって思想は、変わり、えらいとネガティブな思想にーー楽だとポジティブな思想にーーというのも、わかってきた。
結局は
ええ考えが
思えるか(川柳)
子が生まれて、流れが出てきた。
人は、時間が経たないと、そう新しい思想は持てない、とーー
甲斐祥弘は、『男と女のいる舗道』で、こう歌っている。
いつまでも曲がり角でいようなんて
時は許しちゃくれない(中略)
いつも強い人間でいようなんて
時は許しちゃくれない(中略)
いつも優しい笑顔でいようなんて
時は許しちゃくれない
子を持つのは、親が死んで愛情をかける人間が欲しいからか?
子を持つのは、死ぬとき手術室の前で、待っていて欲しい人間が欲しいからか?
子を持つのは、死ぬとき看取って欲しいからか?