先週の金曜日に不妊治療の病院から紹介状をもらい、「来週早々にでも予約が取れ次第産院に行ってください」とのことだったので、昨日の月曜日、早速行ってきた。

張り切りすぎかな、と思ったけど、火曜日・水曜日は仕事の関係で行けず、そうなると木曜日まで待つのはまた心配な時間が嫌だなぁと思って、月曜日に予約の空きを見つけたのでそのまま予約。

その産院には、3年前ぐらいに一度行ったことがあった。
おりものの変化と下腹部が痛いのとPMSがひどかったので、何か異常があるのではと思ったのと、あとは既に結婚から1年経って妊娠できていなかったので、そのことも聞けたらいいなと思って行ったのだけれど、結局は不妊担当の先生ではなかったので「不妊治療なら改めて院長で予約してください」と言われ、一通り検査をして膣錠をもらって服用しただけでその時は終わってしまっていた。
そんな経緯もあって、病院に入った時に改めて「あの時そのまま不妊治療に進んでいれば」という考えが頭をよぎった。

正直、今回本格的に不妊治療始めるまでにも始めてからも、何度も「もっと早く不妊治療を始めていれば…」と思った。
最初に不妊治療の説明を受けて、二次関数的に年齢によって下がる妊娠率と逆に上がっていく染色体異常の割合のグラフを見せられた時。不妊治療や妊娠・出産についてのネットの記事を目にした時。不妊治療の補助金や今年適応になった保険の年齢制限を知った時。同じように不妊で悩んでいた友人が、体外受精を経て妊娠・出産した知らせを聞いた時。
挙げ始めたらきりがないほど、何度も何度も「どうしてもっと早く始めなかったのか」と思っては悔やまれた。

ただ、今となっては過去は戻らないし、後悔しても仕方がない。
そして、幸運にも、40歳で始めた不妊治療(最初から体外受精)によって、今私のお腹の中には赤ちゃんがいる。
今は、この命がこのまま順調に成長して、無事に、なんの障害もなく生まれてきてくれることを祈るだけだ。

地域にあまり産院がないこともあるけど、人気の病院なので混んでいることを覚悟で中に入ったのに、待合室には誰もいなかった。
看護婦さんに名前を伝え、紹介状と保険証と診察券を出すと、「では、尿検査しますのでトイレでお願いします」と言われた。
尿検査があるとは思っていなかったので全く準備もしていなくて、全く出る気配が無かったので、すぐに車に戻ってペットボトルのミネラルウォーターをゴクゴク飲んだ。
それから10分か15分後ぐらいに、やっと検査に耐えうる量を紙コップに取ることができた。どうなることかと思ったけど、トイレが近い体質はこういうときには便利だ。

待合室で待っていると、他の患者さんたちが増え始めた。
予約の時間になって間もなく、私の番号が呼ばれ、診察室に入った。
ネットで口コミを見て決めた先生は、口コミ通り物腰柔らかな優しい先生だった。
紹介状を見ながらこれまでの経緯を簡単に確認すると、「結婚して4年も妊娠しなかったの?よかったね」と言ってくれた。たしか、話の流れで2回ぐらい言ってくれた。

内診台に座ると、不妊治療の病院のものとは違う機種で少し戸惑ったけど、モニターがカーテンのこちら側のすぐ近くにあって見やすかった。
まずは、先生がお腹を押して「痛くない?」と聞いてきた。押して大丈夫なの?何の検査?と思ったら、「便秘ではない?ちゃんと出てる?」と質問されたので、腸を見ていたことを理解した。「はい、大丈夫です。今朝も出ました」と言うと、「でもなんか残ってるなぁ。押したら奥に入っちゃった」と先生。たしかに残ってる感はあったので、当たり前なのかもしれないけど、触って分かる先生すごいなぁと思ってしまった。
その後、クラミジアと子宮頸がんの検査のため、子宮の入り口から粘膜なのか組織なのかを取るからねとのことで、少しだけ痛いというかゴシゴシ押される感じがあった。
それから、ドキドキの超音波検査。
画面を動かしながら、先生が丁寧に説明してくれた。
「ここが子宮ね。あ、この丸いのが赤ちゃんに栄養。そして、これが赤ちゃんだね。まだ今は小さくてどこが頭なのかとかはっきりしないけど、ここ動いてるのが心臓ね。大きさ測ってみるね。9.3mm。7週3日ってあるのはそれくらいの時期の大きさってことね。心臓も動いてるし順調ですね。」
その後、左右の卵巣も見せてくれて「うん、腫れたりはしてないね」ということで内診は終了。

診察室に戻ると、先生がつわりは大丈夫か聞いてくれた。「まだ大丈夫かな。必要だったら漢方薬とかあるからね」と言われて、やっぱり優しい先生だなぁと思う。

40歳だから出生前診断をどうするかも今後決めていこうね、と提案してくれて、私は元々受けようと思っていたので、先生の方から話に出してくれて安心した。
「受けようと思ってました」と言うと、「そうだね、その方が安心だよね」と先生。
血液検査で確率が出て、それで怪しければ羊水検査を考えるということになるらしい。
1ヶ月後ぐらいに決めましょうとのことだった。

次は2週間後に来て下さいとのことで診察は終了。その時に予定日が確定するらしい。
私の場合は移植日から数えた予定日が既に出ていて、先生もだいたいその日にちで合ってるんだけどね、とは言っていたけど、次回赤ちゃんの大きさを確認して最終確定する模様。
母子手帳についても今日は言われなかったら、次回予定日が確定してからになるのだろう。
もうもらいに行けるかなと思っていたので少し残念。14回分の補助券もまだ使えないということだし、大丈夫なのかなと思ったけど、それは病院側で決まったスケジュールがあって無駄になることはないと信じよう。

その後、処置室で体重と血圧を測って、当院出産の予定でよいかの確認があって、風疹の血液検査があって、全て終了。

ただ、お会計時に事件があって、金額が予想に反して17000円近くと高額で、且つクレジットカードが使えなくて、現金が足りずにコンビニでおろしてくる羽目になった。
これからもお金かかるし、出産の時なんて何十万の単位なのにクレジットカードが使えないのは痛いけど仕方ない。

後から明細を見たら、産科初診料とエコーが高いみたいだった。風疹とクラミジアと子宮頸がんもそれぞれ数千円かかっていて、これらは不妊治療の病院でも検査していたので、できれば免除が良かったなと思う。
検査から数ヶ月経ってるから再検査したほうがよいものもあったのだろうけど、お金のことを考えると省けるものは省けたんじゃないかなとも思った。
あとはやっぱり保険が効かないのがかなり痛い。
補助券が出てからも、それには収まらないという噂だし、妊娠・出産にお金がかかると言われるのが早速理解できた。
妊娠・出産に関しては全て無料の国はたくさんあるのに…やっぱり日本は税金の使い道間違ってるよなと思ってしまう。
生まれてからもお金かかるし、(他にも色々理由はあるだろうけど、)二人目が欲しくても作らない夫婦がいるのも頷ける。

とにかく。
不妊治療の病院で見てもらってから3日間、赤ちゃんは無事に成長してて、次の診察は2週間後。
それまできっとまた不安なんだろうけど、信じて待つしかない。
きっと大丈夫。