雑きりみたい…みたい…。
て、訳で書きます。
高く…火柱が昇る。
広がる匂いを、なんと表そうか…。
ぽつぽつと降りてくる水が、全てを消し。
残るは、一人の子供。
残るは…転がる黒の塊。
『その者、忍』
一面の焼け野原を見つめる男。
彼の後ろに、音もなく忍び寄る男はタソガレドキ城に使えし忍、性を山本名を陣内と申す。
「組頭…。」
そう呼ばれるは、タソガレドキ城に使えし忍を纏めし者、性を雑渡名を昆奈門と申す。
「派手にやったみたいだねぇ。」
「戦ですからね。」
「こんな風に焼かれたら、村人の数とか分んないんだよねぇ、迷惑だなぁ」
迷惑…と口には出しながらも、昆奈門は笑みを浮かべていた。
「楽しそうに見えますよ?」
男を見ながら陣内は答えた。
「楽しくなんかないさ…ただ、何か面白いものに出会えそうだから。」
昆奈門は、答えた。
あぁ…と陣内は呟いた。
「楽しい…ではなく、楽しみなんですね。」
陣内の言葉に、昆奈門はニヤリと笑みを浮かべ…焼け野原へと、歩を進めた。
「実に楽しみだ…こんなにも天気が悪いだなんて…。」
遠くから腹に響く程大きい、雷の音が鳴った。
忍は笑みを浮かべ、焼け野原へと向かう。
雷が地響きのような音をあげ、気色の良くない空気をつくる。
笑みを浮かべる忍を見ながら、男はその場から立ち去った…。
あり?雑きりは…?
雑渡さんと陣内さんしかいないけど?
雑きりどこ行った?
…続く?のかなw
ひとまずこれで終わります(笑)
古風な感じを出したかったんだけどなぁ…。
失敗したな;
どこを直せば良くなるか教えてください。m(._.)m
え?全部?あ、それは無しで(^-^)