11月になって急に寒くなってきた。そういえば月で言うと晩秋になる。冷え込むのも当たり前だ。我が家のキンモクセイも遅ればせながら強い芳香を放っている(11月初旬の頃)
ミニ菜園の隅に植えていたマリーゴールドも綺麗に咲き誇った。
弟達4夫婦は私たち二人を気遣ってくれて、口々に妻の復活を喜び、私を労ってくれる。兄弟はありがたいと改めて思った。
初日はまず吉野ヶ里。弥生、古墳時代の遺跡発掘で有名なところだ。今は発掘の傍ら、大きな公園になっていて貴重な観光資源にもなっている。
私はステッキ片手に元気に歩き始めたのだが、遺跡群までは非常に遠い! 物見櫓のところで、リタイア・・・もう歩けない! そして弟達に抱えられながら入り口までやっとの思いで帰り着き、車いすを借りてもらった。私は車いす初体験、今後の生活に大なる不安を持ったが、弟達は気にすることもなく、「サァ、次だ」
吉野ヶ里公園遺跡 (歩けなくて入り口まで)
吉野ヶ里の次に向かったのは佐世保。軍港だ。目当は海上自衛隊資料館と自衛艦の見学。ここでは最初から車いすの世話になり、悠々と見学できた。にしても、太平洋戦争という愚挙を侵した軍部、煽ったマスコミ、操られた国民・・・残された遺品を見ると悲惨だったなとしみじみ感じる。
資料館から佐世保港を観る
初日の予定はこれで終わり、嬉野温泉に向かい着いたのはもう6時を過ぎていた。さっそく夕食の宴会。1年ぶりに酒を酌み交わして互いの健康を祝した。
宴会の後で屋上の露天風呂へ、私を気遣って下の弟二人も一緒だった。風呂に浸かりながら東の空を見上げると十六夜の月が煌々と輝いていた。
ホテルの屋上露天風呂から眺めた十六夜の月
幸せな気持で部屋に戻ると妻も大浴場から戻ったばかりで、肌が輝いて見えた。やはり、美人の湯? それともかぐや姫? みんなに迷惑を掛けると心配していた妻、親切に介護されて安心しているようで嬉しかった。それにしても大浴場で泳いでいたと聞いたが、子供心に戻ってはしゃいだようだ。








