死への想像。若いときは早く死にたくて、好きなだけ酒を飲んだりたばこを吸ったり、無茶をしてきました。でも老人になってから、考えが変わってきた。できるなら、楽に死にたいと。我慢して、我が身の健康さえ保っていれば、いつかはスッと、眠りにおちるように、なにも意識することなく死ねるんじゃないかと。今時の人がみんなして健康健康言うのは楽に死にたいからなのだと。それならば納得がいく。若い頃は、健康の心配ばかりしている人のことを、ちょっと馬鹿にしていたが、考えを改めます。健康に気をつけるのは大切なことだ。楽に死ぬために。わたしは健康に気をつけます。こんな中風でパーキンソン病で生ける屍のようなわたしだけど、せめて健康に気をつけ、いつか望み通り、眠るように死ぬことを願います。健康であろうがなかろうが、死ぬときはやはり苦しいのだろうけど。死ぬ瞬間のことばかり考えて生きてたってしょうがないのであまり考えないようにしないとね。こうしてなんにも考えない人間ばかりの世の中になってしまったんだな。ああいやだやだ。