
ふむぅ。どうすれば道路に辿り着くのか。とはいえ、道は一本しかないので登るしかない。

ほんまにこの道であってるのか?引き返した方がええんちゃうか?という不安が襲ってくるが、ともかく進む。

このまま、温田駅まで山道なのか?と絶望して途中で座り込んでは、もう少しだけ進もうと立ち上がる。

登りつづけるとようやく何か見えてきた。

道路に出たぞぉ!
左下が田本駅への入り口ということになる。いったい誰が使うのか……
時計を見ると20分程しか立っていない。座り込んでる時間を引けば15分くらいか。でも、マップに道がない案内もないルートということもあって、途方もなく長く歩いた気がする。

登りきったあとは、いい眺めを見ながら歩くだけ。気持ちいい。

赤や黄色の花が美しいのは、緑と青と白をバックにしたときなんだなぁと、しみじみ感動。

緑と一概に言っても色々な緑がある。それを言葉で表現できない。このブログを書いていると、自分が如何にボキャ貧なのかを思い知る。読み返してみると、何食べても、何見ても、美味しい!綺麗!ヤバイ!ばかりで恥ずかしい。
まぁ、あれだ、言葉に出来ない美しさということだ。
言葉にしたら、その瞬間、目や心ではなく、頭で物を見ているということになるんだよ、きっと。うん。

汗かきながらプチ登山しただけあって、ネットやガイドブックに乗ってないような綺麗な景色を見ることができた。


緩やかに下りながら歩いているので、楽しい
そして、涼しいので結構快適。

といいつつも、次の列車までは時間がないので最後は早歩きに

なんとか間に合いそう

無事ついたぁ!
電車がちょうど来たので次の駅に!

飯田駅では、一番有名であろう小和田駅!
結構な人数が一緒に降りた。

雰囲気のある駅舎が残っている。

こちらの小和田駅は、読み方こそ違うが、皇太子殿下と、皇太子妃殿下とが、ご成婚されたときに小和田繋がりでブームになったらしく、恋愛成就の秘境駅として一斉を風靡したらしい。

とは言え、もう20年以上も昔の話なので、幸せを呼ぶ椅子も

その頭上には、蜂の巣が……

こちらの小和田駅、これでも静岡県は浜松市に属する。
長野、愛知、静岡の三県境に近い。
かろうじて道らしく地図上に表示されている白い線も
秘境駅にも色々な定義があるだろうが、電車じゃないと辿り着けないという意味では、小和田駅はまさに秘境駅である。
郵便配達も警察の巡回も飯田線に乗ってやってくるそうだ。

どこのラピュタやねん、という光景が広がっている。
またこの地図だが、川の真ん中に長野、愛知、静岡の三県境がある。

どうもこの辺のようだ。

駅に戻ると、ほとんどの人は次の電車に乗っていたようで、男性が二人いるだけだった。JR完全乗車2周目にチャレンジしている方と、地元の信濃毎日新聞の記者さんだった。どうやら、今月は飯田線全線開通80周年記念らしく特集記事を書かれるそうだ。
記者さんも電車好きなようで、三人であれこれ全国の路線についてお話。お二人とも国鉄時代からの乗り鉄とのことで、今はなき路線について、あれこれ思い出話を聞かせてもらえた。
そのあと、写真いいですか?ということで、次の列車が来るまでの間、駅を散策する様子をひたすらカメラで撮られた。「ポーズとかいいので自然にしててくださいね」と言われても、どうしていいのか分からないので、ついついポーズらしきものを取ってしまう(笑)
駅には、お馴染み駅ノートが もう40年も昔の人たちの、書き込みを読んでると思うととても感慨深い。当時の学生や若者たちの書き込みからは、色々と時代や歴史を感じられる。
変わらないものと変わってしまったものと、書き込みの内容には、当時の世相が滲み出ていた。
さぁ、電車が来たので小和田駅ともお別れ
長野県ともこれで完全にお別れ
乗り続けても7時間はかかる赤の飯田線の半分以上の距離を、青の新快速は1時間ちょいで走り抜けやがった(笑)
・明日
明日は高山方面へ!











