人工知能(ChatGPTと画像生成AI)を用いた音楽鑑賞の授業に関する発表を行いました | 道北音楽教育研究所[道北おとぼけキャラバン]

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 7月8日(土)、令和5年度全国大学音楽教育学会北海道地区学会研究会において、音楽科の授業における人工知能を取り入れた実践に関する研究発表を行いました。

 AI・人工知能ですが、実は、知能という言葉も、これといった特定の定義があるわけではありません。したがって、人工知能の対義語は天然知能かといえば、そういうわけでもありません。それはともかく、機械で知能を模倣する研究を行うことにより、人間の知能を研究することにつながる、そうした意味では、人間そのものの仕組みや在り方に関することがらなのだということもできるでしょう。

 ここにきて、急速に状況が変わりました。教師の仕事が失われていく可能性も大きく高まりました。暗記教科とか技能教科というようなやり方に留まると、もはや、人間の領域ではなくなる可能性が高いと考えられます。

 私どもは、令和5年6月1日に、小学校において、音楽の授業でChatGPTを用いた実践実践を行いました。音楽の授業で人工知能を用いた実践ということでボーカロイドをAIと表現したものは存在しますが、ボーカロイド自体はAIではないと考え、ChatGPTや画像生成AIの導入を試みました。

 やがて間違いなく押し寄せてくる波。飲み込まれるか、乗りこなすか、という状況。

 これからも、どんな条件下でも、子どもたちにとってよりよい環境を整える教師でありたいと思っています。

 

メンバー:ふみふみ実験室長、HG所長、のんのん研究員、あやちゃん研究員、ひよこ研究員。

応援:ヘイヘイ管楽器主任、HRD受講生。