今日も暑かった!☀️炎天下のなか各地で街頭宣伝をおこないました。

 

 さて、今日のブログは、昨晩錦糸町駅北口前でおこなった「市民と野党のプラットフォームinすみだ」&「大気班」のお帰りなさい宣伝で、応援の挨拶に立ってくれたぼくら夫婦共通の友人である藤本茜さんのスピーチです。ぼくはふじもっちゃんと呼んでいます。ふじもっちゃんは前回の都議選のときにも宣伝カーから応援スピーチをしてくれた、大切な友人です。お帰りなさい宣伝にもよく参加してくれています。紹介させていただきます真顔

 


 

 錦糸町駅前御通行のみなさん、こんばんは。お仕事お疲れ様です。
 さてみなさん、7月4日(日)は東京都議選の投票日です。今日はこの場をお借りして、日本共産黨の都議選墨田區の候補者、伊藤大気さんの宣伝を行っています。

 今日は伊藤大気さんの応援として、一つは都議選でポイントになる、都立病院の独法化の問題について、もう一つは候補者である伊藤大気さんの人となりのようなことの2点を簡単にお話ししたいと思います。

 さて、今度の都議選は都内の医療のあり方に実は大きな影響を与えること、意外と知られていないかもしれません。
コロナ禍で、平時よりもより自分の周りの医療環境に関心を持つようになった人も多くいると思います。誰でもいつでも安心して医療にかかれることがいかに重要か、みなさんも実感されたのではないでしょうか。
 ところが今の都政の方針は、コロナ感染拡大がここまで拡大するもとでも、地域医療構想として、公立・公社病院の縮小や統廃合、都立病院の独立行政法人化を進めようとしています。
 墨田区でこの対象になっているのは、済生会向島病院と都立・墨東病院です。独立行政法人化というのは、平たく言えば独立採算性にする、民営化されるということです。
 公的な医療機関ではなくなることで、儲けや経営効率を鑑みた医療機関にならざるを得ないということです。医療崩壊、患者負担の増大になるのは明らかです。向島病院も墨東病院も、発熱外来を設置し、コロナ陽性者の入院・治療する体制をもつ、拠点病院です。
 このような医療機関を独法化して本当に良いのでしょうか。
 大阪では、維新の会がすすめる府立病院、市立病院の独法化によって、ベット数の大幅縮小、差額ベット代の大幅値上げが行われました。採算が取れない医療は切り捨てられ、看護師の賃金の大幅カット、大量離職者を産み、今の大阪のコロナ禍での医療逼迫に繋がっています。
 命や暮らしにかかわることは経済効率とは別に考えなければならない領域です。採算性や儲けにならないものは淘汰されて然るべきだという考えもありますが、命にかかわるものをそのように考えていいのでしょうか。儲けにならない、でも人が生きる上で大切な領域や場所こそ政治、公的な領域が担うべきだと私は思います。しかし都政はこのコロナ禍にもかかわらず、これらの病院を民営化しようとしています、命や暮らしを守るのとは真逆の方向に行っていると言ってもいいでしょう。
 伊藤大気さんは、都議選墨田区候補の中で唯一、都立墨東病院を守り独法化させない、都立8病院は東京直営のまま、公立・公社病院の縮小・統廃合計画の見直しを求めることを政策に掲げています。
 都民の命と暮らしを支える医療機関、医療提供体制、そして医療従事者の働く環境を守ることはコロナ禍の中喫緊の課題です。
今の墨田区現職の都民ファースト、自民党、公明党の三人の都議は都立・墨東病院を守るとは言えないんです。それぞれの所属政党は独法化を推進しようとしているからです。自民党に至っては、都内保健所の数をこの20年間で半分に減らしてきました。
 都民が安心して医療にかかれる暮らしを守るためにも、みなさん7月4日(日)の都議選、投票にいって、墨田区では伊藤大気さんを是非押し上げてほしいと思います。

 さて、ここからは伊藤大気さんご本人のことで、個人的に印象に残っていることをお話ししたいと思います。
 今共産党や立憲民主党さんも、ジェンダー平等やLGBTへの差別反対を政策に掲げていますね。ジェンダーや差別の問題は政治でもあり、また日常生活の中に密着した課題です。一方で候補者や政党として、口だけではいくらでもなんとでも聞こえの良いことを言える論点だと思います。
 そんな中で私が個人的に伊藤大気さんは特にジェンダーの課題について口だけじゃない、自分の問題として生活の中で実践している人なんだなと感じたのは、Facebookに書かれていた大気さんの投稿を見た時でした。少し長いですが紹介します。

 

わが家でも二人でよく家事や子育てについて話します。   例えば、朝食の食器を洗う、洗濯機をまわして洗濯を干し、そしてとりこみ畳む。以前保育園のママたちとの会話で自然と話になった際「パパすごいね」「イクメンの鑑」のような扱われ方をした。 そのとき「男性は洗濯を干したりとりこむことだけで凄いと褒められる。けれど、女性はどうか。妻はやって当然、誰も褒めてくれることはない」あらゆる家事や育児について「なんで私ひとりが苦しいの?」という場面にさらされる。 家庭のなかで生まれる仕事、子どもを育てるという営みも、いつから「女性」「妻」が担わなければならなくなったのか。 男女の垣根をこえ、子育て、ひとりの人間を育てるという行為は、親が共同ですること。その当然のことが当然とされない社会が異常なのだ。 パンを焼くことだって、別に誰かに褒められたいからやっていることじゃなく、ただパートナーや子どもたちの笑顔がみたくで勝手に焼いている「自己実現」、わがままなんだけど、それすら「パパの鑑」なんて扱いをされることにも、正直息苦しさを感じる。(伊藤大気のfacebookから)

 

 大気さんのこの投稿を見てこの人は信用できる人だなと思いました
 少なくとも、外の政治のことは自分がやるから、パートナーに家のことは任せておけばいいという考えの人でないことがよくわかりました。
 ジェンダーやLGBTへの差別反対を公約に掲げる政党も増えてきましたが、いろんな候補者や内実を見るに、実はあんまりよくわかってないんじゃないかなとか、この人は勉強してないな、自分のこととして考えてないなと感じることは残念ながらよくあることです
 その度に私たちは文句を言っていいと思います。政党や議員、候補者を教育するのは私たち有権者です。
 共産党の候補者としてだけでなく、個人として私が伊藤大気さんが信用できるのは、自分のまだ不勉強なことや知らないことがあったとしても、困難にあたっている人たちを想像し、真摯に学び、自分の生き方として実践しようとする姿勢だと思います。
 伊藤大気さんは共産党の政策を右から左へただ実践しようとするだけではなく、自分の所属している政党に足りない部分や至らない部分を真摯に学ぼうとし、実際に困難にある人の話を聞き、もしくは想像し、議論しようとする人でもあると思います。

 共産党に抵抗感のある人でも、是非伊藤大気さんが掲げている都政への政策を見て、共感する部分があれば是非投票に行ってください。政治は私たちが作るものです。候補者や政治家、自分の今の生活に文句があれば声を上げたっていいし、いいと思う部分があれば応援し、投票する。とてもシンプルなことだと思います。

 最後にもう一点だけ、伊藤大気さんの宣伝では大気さんがご夫婦で宣伝したりする場面も多くてとてもいいなと思うのですが、この錦糸町でのお帰りなさい宣伝がはじまってから、前でスピーチや演説をしているのが男性だけになっているのが気になっていました。多分大気さんも気にされていたのかなと思います。
 

 先々週、大気さんからビラまきだけじゃなくて話してみたらと言われて、億劫でしたが男性という属性を持つ人以外が話をする、発信の場を確保するのも大事と思って今日話すことにしました。
 

 自分の今いる場所の発信者が男性ばかりになっていないかどうか、こういうことに気付くことも伊藤大気さんの一つの資質だと思います。
 是非みなさん7月4日の都議選投票日に投票に行っていただき、ここ墨田区から伊藤大気さんを押し上げてください。

 長くなりましたが以上で私からの話を終わります。
 


 

 とても素敵なスピーチだったので全文掲載させてもらいました。

 「政治は私たちが作るもの」「政党や議員、候補者を教育するのは私たち有権者」というのは本当に大事な視点です。

 ぼく自身、わからないことが多いし「わかった」と安易にいうこと自体が恐ろしいことだと思います。

 ジェンダーの問題、LGBT+Qについても、わかったつもりになることが一番怖いことです。ぼく自身知った言葉を使い、相手がどのように受けとめるのかを想像せずつかったことで傷つけ、信頼を失ってしまったこともあります。真摯に反省し、改めて学ぶ必要を感じました。

 日本社会はジェンダーギャップ指数120位の国であり、気づかなければ、疑問を持たなければ男性社会のジェンダー規範のなかに埋没してしまう。自分たち男性がいかに特権にあぐらをかいているのか知らないまま生活することはできてしまう。ふじもっちゃんをはじめ多くの友人や、不公平な実態、差別的な扱いをうけてきた当事者のみなさんから話を聞くなかで、ぼく自身、政治を志す人間として成長してきたと思いますし、これからも誠実に向きあいたいと思います。

 7月4日の東京都議会議員選挙は、みなさんと一緒に思いを語りあい希望をつくる選挙にしたい。みなさんの願いが叶う、役に立つ都政の実現に、今日も頑張ります!