こんばんは。伊藤大気です。

都議会議員選挙が終わりました。

15439人の方に、大切な一票を投じていただきましたが、

僕自身の力が及ばず、当選することができませんでした。

皆さんの願いを都政に届けることができず、

期待に応えることができず、本当にすみませんでした。

 

去年の11月に予定候補者として活動をはじめ、

8ヶ月間、本当に多くの方から、切実な実態を聞いてきました。

 

「若い頃に一生懸命働いてきたのに、どうしてこんなに年金が削られるのか」

「年金だけでは生活できないから家庭菜園を作って生活している」

「家賃が払えずに滞納気味。一刻も早く都営住宅をつくって」

「家賃補助制度をつくってほしい」

「公立直営の認可保育所をなくさないでほしい」

「保育の質を守り、保育所を増やして」

「学童保育を増やし、先生の処遇を改善して」

「高い学費を値下げして。母子家庭では進学の選択肢が少ない」

「最低賃金時給1500円は絶対!」

「せめて子どもたちと一緒にご飯を食べられる時間に

 帰れるような働き方にしてほしい」

「単価切り下げはやめさせて」

「障がいをもつ人たちが暮らしやすく、働き甲斐をもてる社会をつくってほしい」

「憲法9条を守って!」「戦争は二度と起こさないで」

 

一人ひとりの言葉、顔が思い浮かびます。

 

石原都政以来3代に渡る大型開発優先の政治によって、

私たちの生活が追い込まれている。

希望さえ奪われようとしている。

その都政を支えてきた、自民党、公明党に

墨田の議席を独占させるわけにはいかない。

その思いで毎日頑張ってきました。

 

どこに問題があり、どこに展望や希望があるのか。

できるだけわかりやすく、皆さんが「そうだ」と胸に

落ちる訴えを心がけてきました。

 

最終盤も演説を聞いていた小さな子どもを連れたママが

「素晴らしい訴えでした。頑張ってください」

とおっしゃっていただきました。

毎日そういった出会いが広がる選挙でした。

 

小学6年生の男の子から

「うちのパパが大気さんに投票しました。絶対都議になってください」

「僕は大気さんに入れるよ!」

 

本当にたくさんの子どもたちが真剣に演説を聞き、

投票するよ!と声をかけてくれる。楽しい選挙でした。

宣伝カーが塾の前を通り過ぎる時に、飛び出して手を振って

くれたのには正直驚きました。

 

それだけに皆さんの思いに応えることができず、悔しいです。

 

議員になることはできませんでしたが、

自らが掲げた公約の実現、皆さんの願いを実現するために、

4年後の都議選を視野にいれて新しいスタートを切ります。

 

 

今日も朝街頭にたち、その後応援していただいた皆さんに、

日本共産党墨田地区が発表した都議選の結果について

声明文書をもち、選挙期間中のお礼を伝えにまわりました。

 

「俺の力が足りず、勝たせてあげることができず、すまなかった!」

「申し訳ない。もっと頑張っていたら…」

「残念で仕方がない。でも次回も絶対応援するから頑張って!」

「ウキウキしながら投票にいったんだよ。今回は残念だったけど、

 次は絶対大丈夫だ!頑張ろうな!」

「あとちょっとだったのに、本当に悔しい。これからも誠実な心、

 素直な気持ちをもち続けて頑張ろうね!」

「錦糸町の演説を聞いて本当に感動しました。絶対当選させたい

 と思っていただけに、力不足ですみません」

 

 

僕から、力不足で本当にすみませんでしたと謝るところなのに、

次から次へと励ましの言葉、次回も絶対に立候補してほしい!

応援するからね!の声に、本当に嬉しく、目頭が熱くなります。

 

僕は本当に、つくづく幸せな候補者だと思います。

皆さんの存在なくして15439票という票を得ることはできませんでした。

本当に皆さん、ありがとうございました。

 

墨田選挙区では残念ながら日本共産党の議席は奪還できませんでした。

しかし、東京都全体として2議席を増やし19議席になりました。

自民党を23議席に追い込んだ立役者は、日本共産党であることは

間違いありません。

 

「小池都知事 vs 自民党」という偽りの対決構図に埋没することなく、

国政私物化、憲法破壊の安倍政権に対して「日本共産党 vs 自民党」

という本物の対決構図を掲げ、都民の皆さんに、怒りの審判を下しましょう!

と訴えたことが、19議席の議席につながったのだと思います。

 

皆さん。日本の政治は新しい段階に入りました。

内閣改造をしたとしても、安倍政権の本質が変わることはありません。

加計学園の問題も明らかになっておらず。

共謀罪や憲法改正についても、国民の納得は得られていません。

 

そして都政についても、

総工費4兆円の東京外環道建設や、国際金融都市構想など、

これまでの石原都政以来の大型開発、富裕層優遇政治から

抜け出せない点が多くあります。

 

子育て政策についても、認可保育所の増設を掲げながら、

その中身は規制緩和を中心としたもので、

窓も園庭もないビル型保育園を進めようとするものが狙われています。

これでは「保育の質」を守ることはできません。

 

闘いはこれからです。

 

都議でなくても、できることはある。

候補者だった時と同じように、街頭から、区民の皆さんに、

今の政治の問題点がどこにあり、どこに展望があるのか、

希望を語っていきます。

そして、実際に市民の皆さんと一緒に、要求実現運動を進め

社会も政治も変えていきます。

墨田区は進めている認可保育所潰しの「整備計画」を中止

させるためにこれからも全力を尽くします。

 

伊藤大気はあきらめません。

都政を、国政を、皆さんが主人公の本物の政治にするために

これからも墨田区から声をあげつづけます。

 

一緒にたたかいたいという方、一緒に手を繋いでいきましょう!

長いブログを読んでいただき ありがとうございました。

 

 

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いつも長いブログを読んでいただき

ありがとうございます。

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