懐かしいなあ・・・当時は父さんも若くてね,結構無茶をしたものだよ,ははは。 その2 シングルCD縦長版 (懐かしい度85 現在も根強く流通度5)
現在の「マキシ・シングル」より前は,シングルCDは縦長の形をしていた。それに「山折り・谷折り」的な操作を加えると,約半分のコンパクトサイズになった記憶がある(CDも現在の大きさではなく,大分小さかったと思う)。ちなみに,あんまりシングルCDをコンパクトサイズにしている人を見かけたことは無い。
 僕の部屋にあったCDコンポは,アルバムしか再生ができなかった。小さなサイズのシングルCDを再生するには,シャンプーハットみたいな形の延長器具をCDに装着して再生しなければならなかった。そのシャンプーハットのような形をした延長器具(名称が長くて入力が面倒くさいので,以下「セニョリータ」とする)は,通常そんなに多くは持っていない(せいぜい一家に2セニョリータくらいか?)ので,CDをチェンジするごとに取替え作業を要することから,大変不便だった。しかも,シングルCDなんて「カラオケ」部分を除けば,5分かそこらで再生時間が終わってしまうので,連続してCDを聴くには大変な作業が伴っていたことを思い出した。

懐かしいなあ・・・当時は父さんも若くてね,結構無茶をしたものだよ,ははは。 その3 カセットテープ (懐かしい度90 現在も根強く流通度25)

 これはまだ見受けられると思う。ディスカウントストアの端っこの部分には,約85%の確立で演歌のカセットテープ陳列コーナーがあるし。
 そうそう,僕の少年時代は,お気に入りのCDを駅東口に颯爽と佇んでいた「スバル」(・・・知っている人,結構いますよね?)でレンタルしてきて,テープによくダビングしたものだ。ちなみに,僕は未だにテープの「ノーマル・メタル・ハイポジ」の違いが分からない。確かなのは「ノーマル」よりも「メタル・ハイポジ」の方が値段が1本につき20円程度「高い」ということだけだ。
 テープの頭出しはかなり面倒だ。ちょっと先の聴きたい曲までたどり着くには「(再生中)→停止→早送り→停止→再生(聴きたい曲がまだ先であることを確認)→停止→早送り→停止→再生(行き過ぎたことを確認)→停止→巻き戻し→停止→再生」という「おいおい!日が暮れちまうよ」的な作業を要した。
 ちなみに,僕が小学生の頃持っていたウォークマンは,巻き戻しボタンがなかったため(値段が安いウォークマンは「早送りボタン」しかなかった)巻き戻して聴きたいときには,テープを一旦取り出して,ひっくり返してA面とB面を取り替えて,早送り後にまたA面とB面を取り替えて,という上記の「日が暮れちまう」に鬼に金棒バージョンの「このままだと年を越しちゃうぞ」的な作業が必要であったことを付け加えておく。
 
 今日僕の頭の中に思い浮かんだ微妙な芸能人・・・電波子