豊田国際ユースサッカー大会観戦記

豊田国際ユースサッカー大会を見てきた。日本と韓国が決勝で対戦することを知り、ほとんど衝動的に（笑）。韓国は来年のＵ１７ワールドカップのホスト国で、今回豊田国際ユースに参加しているＵ１６代表がベースになる。当然、前後の世代より充分な強化が施されているはずで、どれだけ強いのか？どんな逸材がいるのか？との期待も大きかった。国家演奏時に横並びになった両国の選手は大人と子供。日本のフィールドプレイヤーで一番背の高い山地翔選手（181cm)と同等の体格の選手が韓国には１１人揃っている感じだった。しかし、デカイ＝強いという妄想は、前半１０分程度で崩れた。フィジカル重視で想像力の乏しいサッカー。確かに高い。確かに球際は強い。確かによく走る。前半のシュート数は、日本３に対し韓国７（Unofficial）と終始韓国ペースだった。にもかかわらず、韓国が得点する予感は皆無に等しかった。一方の日本は前半、ワントップ大塚翔平が個人技で韓国ＤＦを二人かわし、放ったトゥキックがバーを直撃！し前半唯一の決定機を作る。後半は開始から５人のメンバーを入れ替えた日本（韓国は交代なし）がゲームを支配しだす。韓国の浅いＤＦラインの裏をしきりに狙おうとする。オフサイドも連発するが何回かは決定機につながり、柿谷、水沼、水沼、斉藤と4度の決定機を演出する。結局０－０にままで前後半終了。ＰＫ戦での決着となった。

日本の選手で目についたのは、斉藤学（横浜Ｆ・マリノスユース）。165cmと小柄だが、全速力で相手ボールにプレッシャーをかけ続け、チームを鼓舞し続けた。後半にはハーフライン近辺からゴール前までドリブルを仕掛け、決定的なシュートを放っている。国と国の威信を賭けた戦いには必要なタイプ。この選手が来月のＵ－１６アジアユース選手権の最終メンバーに残るか注目したい。

8月13日（日） 17:00 K.O （豊田スタジアム）

U-16韓国代表　０－０　（ＰＫ６－５）　U-16日本代表

U-16日本代表メンバー

ＧＫ．原裕太郎

ＤＦ．金井貢史

　 山地翔（４６分、甲斐公博）

　 田中裕人

　　　山崎正登（６７分、高橋峻希）

ＭＦ．八反田康平＝ＣＰＴ

　　　斉藤学

　　　山田直輝（４６分、岡本知剛）

　　　米本拓司（４６分、水沼宏太）

　　　比嘉厚平（４６分、柿谷曜一郎）

ＦＷ．大塚翔平（４６分、端戸仁）

SBSカップ国際ユースサッカー(8/9～15）メンバー

【選 手】
GK 1 林 彰洋 1987.05.07 190㎝ 79㎏ 流通経済大学
18 武田 洋平 1987.06.30 189㎝ 76㎏ 清水エスパルス

DF 13 柳川 雅樹 1987.05.01 183㎝ 76㎏ ヴィッセル神戸
5 槙野 智章 1987.05.11 180㎝ 73㎏ サンフレッチェ広島
3 堤 俊輔 1987.06.08 177㎝ 69㎏ 浦和レッズ
4 大島 嵩弘 1988.04.14 179㎝ 69㎏ 柏レイソルU-18
2 佐野 克彦 1988.04.30 180㎝ 61㎏ 清水エスパルスユース

MF 14 横谷 繁 1987.05.03 179㎝ 67㎏ ガンバ大阪
10 山本 真希 1987.08.24 175㎝ 65㎏ 清水エスパルス
15 柏木 陽介 1987.12.15 174㎝ 72㎏ サンフレッチェ広島
7 安田 理大 1987.12.20 173㎝ 65㎏ ガンバ大阪
6 青山 隼 1988.01.03 182㎝ 65㎏ 名古屋グランパスエイト
17 香川 真司 1989.03.17 172㎝ 63㎏ セレッソ大阪
8 長谷川 アーリア ジャスール 1988.10.29 186㎝ 70㎏ 横浜F・マリノスユース

FW 11 森島 康仁 1987.09.18 186㎝ 80㎏ セレッソ大阪
9 小澤 竜己 1988.02.06 170㎝ 65㎏ FC東京
12 伊藤 翔 1988.07.24 183㎝ 67㎏ 中京大学附属中京高校
16 長沢 駿 1988.08.25 189㎝ 72㎏ 清水エスパルスユース

U-19日本代表、サウジアラビアに１勝１敗。

8/3 King Fahad Sports City Stadium , Taif City（サウジアラビア）

U-19日本 ４－２ U-19サウジ

得点（48分　槙野智章、　52分　伊藤翔、　54分　河原和寿、　75分　失点【ＰＫ】、　89分　失点、　89分　ハーフナーマイク）

＊51分、サウジアラビアの選手が退場処分

8/4 King Fahad Sports City Stadium , Taif City（サウジアラビア）

U-19日本 ０－１ U-19サウジ

得点（59分　失点【ＰＫ】）

＊54分、GK林彰洋が警告２枚で退場処分

U-21日本代表チーム中国遠征メンバー(8/4～8/8)

GK.西川周作（１９８６・大分）

　　佐藤昭太（１９８６・広島）

DF.増嶋竜也（１９８５・ＦＣ東京）

　　中村北斗（１９８５・福岡）

　　藤本康太（１９８６・Ｃ大阪）

　　平岡康裕（１９８６・清水）

　　青山直晃（１９８６・清水）

MF.本田拓也（１９８５・法大）

　　増田誓志（１９８５・鹿島）

　　伊野波雅彦（１９８５・ＦＣ東京）

　　梶山陽平（１９８５・ＦＣ東京）

　　青山敏弘（１９８６・広島）

　　本田圭佑（１９８６・名古屋）

　　枝村匠馬（１９８６・清水）

FW.豊田陽平（１９８５・名古屋）

　　カレンロバート（１９８５・磐田）

　　苔口卓也（１９８５・Ｃ大阪）

　　森島康仁（１９８７・Ｃ大阪）

以上、１８名。

8/7（月）　対　U-21中国代表（中国・秦皇島オリンピックスタジアム）

怪我人が多すぎ。‘青の誇り’オススメの谷口は全治７日間の軽傷。明日４日発表予定のオシム・ジャパンに選ばれるサプライズがあるかも？？

選考から漏れたのは、

GK.松井謙弥（１９８５・磐田）

DF.廣井友信（１９８５・駒大）

　　岩下敬輔（１９８５・清水）

MF.城後寿 （１９８５・福岡）

怪我などで離脱したのは、

DF.柳楽智和（１９８５・福岡）

　　森下俊（１９８６・磐田）

MF.谷口博之（１９８５・川崎）

　　高柳一誠（１９８６・広島）

FW.前田俊介（１９８６・広島）

北海道国際ユースサッカー大会（8/15～20)メンバー

GK.吉田智志（１９９０・ルーテル学院高）

　　比嘉翔平（１９９０・沖縄県立美里高）

DF.中谷柾名（１９９０・ヴィッセル神戸ユース）

　　比嘉厚平（１９９０・柏Ｕ－１８）

　　濱田水輝（１９９０・浦和ユース）

　　高島健人（１９９０・ヴィッセル神戸ユース）

　　藪裕史朗（１９９０・鹿島ユース）

　　横山文也（１９９０・鵬翔高）

MF.八反田康平（１９９０・鹿児島中央高）

　　鈴木大輔（１９９０・星陵高）

　　日高慶太（１９９０・桐蔭学園高）

　　池田太志（１９９０・鹿児島城西高）

　　新裕太朗（１９９０・帝京高）

　　山浦公裕（１９９０・ＦＣ東京Ｕ－１８）

　　米本拓司（１９９０・伊丹高）

FW.井上和馬（１９９０・神奈川県立逗葉高）

　　長谷部彩翔（１９９０・新潟ユース）

　　辻智人（１９９０・ヴィッセル神戸ユース）　

以上、１８名。

8/17（木）　対　U-16北海道代表（札幌厚別公園競技場）

8/18（金）　対　1860ミュンヘンU-16（札幌厚別公園競技場）

8/20（日）　順位決定戦（札幌ドーム）