ASKAさんと谷川俊太郎さんの対談動画、MULTIMAX動画一挙公開 | ただひたすらCHAGE and ASKA

ASKAさんと谷川俊太郎さんの対談動画、MULTIMAX動画一挙公開

ASKAさんの『書きおろし詩集』が昨日、発売となり、ASKAさんと谷川俊太郎さんの対談ロングバージョンが公開されましたね。


詩集も、昨日、宅配で届いていたのですが、対談動画にはまってしまい、まだほとんど読めていません。

ASKAさんは、対談もうまくて、谷川さんの言葉を引き出してくれています。
谷川さんの話で興味深かったのは、「音楽のメロディーとハーモニーは、嘘をつかない。詞がくっつくと嘘をつく」というところですね。

これには、もう歌の本質を言い当てているように感じました。メロディーが伝えようとしているものをいかに偽りなく詞として伝えられるか。
歌で最も重要なのはここだと。
そこに、とことん向き合っているシンガーソングライターが私は好きなので、とても共感しました。

あと、谷川さんが聴いている音楽についての発言も気になりました。
「ベートーベンの音楽は人を励ます音楽。他の音楽で励ます音楽ってそうない」

「バッハの音楽は、自分を正してくれる。自分に規律を与えてくれる」

 子供の頃は、ベートーベンやバッハの良さが全く分かっていませんでしたが、今になって、彼らの音楽を聴いてみると、少しは、分かるような気がします。

高校生の時、私の周囲は、ほとんどチャゲアスやビーイング系、小室系の音楽を聴いていたのですが、東大を目指していた知人が「僕は、ベートーベン、バッハ、ショパン」と言っていました。

谷川さんの言葉を聴いてしまうと、当時、その知人を白い目で見ていたことを反省せざるをえません。
彼は、谷川さんが言うような「嘘もつくし、変な誇張もする」詞を見抜き、言葉で脚色しない、偽りない音楽を愛していたのでしょう。


ASKAさんの『書きおろし詩集』は、少し読んだだけですが、既に引き込まれています。
会報で既に発表されている作品『詩人』は、私が最も好きな作品だったので、一番最初に収録となって、感激です。

『噂』も名作ですよ。もうメディアの人々全員に読ませたいくらいの。

ページを読み進めるのが楽しみです。

 

 

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さて、Chageさんの方も、MULTI MAXが30周年ということで、今週、4つの新たな動画がアップされました。

『MAXISM IN BUDOKAN』から、言わずと知れたデビューシングルにして誰もが認める名曲「SOME DAY」。
そして、MULTI MAXの理念を一曲に凝縮したテーマ曲「MULTI MAXのテーマ」。

-Live- SOME DAY / MULTI MAX / MAXISM IN BUDOKAN


-Live- MULTI MAXのテーマ / MULTI MAX / MAXISM IN BUDOKAN



『Oki doki!』から、現在のところ、MULTI MAXの最新シングルとなっている「どうだい」、そして、音楽性とエンターテイメント性を情熱的に兼ね備えた名曲「暁の三匹」。

-Live- どうだい / MULTI MAX / DOCUMENT&LIVE 1996-1997 177DAYS Oki doki! 


-Live- 暁の三匹 / MULTI MAX / DOCUMENT&LIVE 1996-1997 177DAYS Oki doki! 


3/27発売のMULTI MAX 30周年記念DVD作品『コンサートツアー1994 Well,Well,Well』も楽しみになりますね。