登場人物には書いてませんが、
✨西畑家長男にりゅちぇ【5年生。携帯は持ってない】
✨恭子ちゃんの彼氏に樹くん
✨大子ちゃんが信頼している付き人に海人くん(世話役❓執事❓的な)
✨恭子の両親に丈橋(お母さんは和也くん)
が出ます。
高橋家🏠
恭子が電話をもらったとき、両親が近くに居た。
両親は自宅で小さな工場を営んでいるのだ。
父「え!?西畑財閥のお嬢さま!?」
大声『・・・私の中身を見てくれる人は居ないんやね🥲みんな、【西畑財閥の娘】としか見ない』
恭「うちは!大ちゅんがビンボーでも助けたし、ダチやで!信じて!」
大声『・・・グスッ』
恭「うちの最寄り駅の桜台にコンビニあるから、そこで待ってて!10分」
大声『分かった』
恭子は慌てて両親に説明し、大子を連れて来るが、他の友だちと同じように接して欲しいと頼んだ。
恭子は自転車を飛ばし、大子を迎えに行く。
その頃両親は、口に合わないかもとは思いながら、料理を振る舞うべく、腕によりをかけていた。
西畑家🏠
「ただいま」
小学5年の長男・流星が帰宅🏠
大子に懐いている流星は、大子の付き人の海人に大子はどこかと尋ねる。
海「それが・・・飛び出してしまわれました」
流「はぁ!?何で!?」
海「大子さまが絡まれていたのを助けてくださった恩人が、不良だと旦那さまが付き合うのを反対されて・・・」
流「お父さん、アホ!ドアホ!大ちゃんは俺が産まれるまで期待されて、俺が産まれたら跡取りは俺やから、って、散々ほったらかして💢」
「俺かて大ちゃんかて友だちくらい自由にしたいわ💢」
「中身も見ずに、世間体が〜とか言ったんやろ! 俺も大ちゃんもアンタのおもちゃちゃうんやぞ!?」
ほとんど怒らない流星に、正論を返され、何も言えない父。
海「ぼっちゃま、大子さまに電話なさってください😊」
大子は
電話が流星に、変わったことで事情説明する。
流「大ちゃん、帰ってきてね。お父さんのこと、叱っとく」
大声『ありがとう😊』
恭「弟居たんやな」
大子が電話を切ると恭子が呟く。
大「言ってなくてごめん」
恭「居たんやな〜てだけ。大ちゅんは大ちゅんやからな。ゲームしよか🎮」
しばらくして。
両親が恭子と大子を呼ぶ。
「口に合えばいいんだけど、沢山食べてください😊」
大「ありがとうございます☺️」
大「あの!夕飯の前にお願いがあります!」
大「私のこと、【西畑財閥の娘】じゃなくて、恭ちゃんと同じように接して欲しいんです」
恭母「いいけど、理由が知りたいかな。やっぱり、うちらは【西畑財閥の娘さん】としての認識が強いから」
大「私、弟が居るんですけど、5歳離れてて、5年間は【跡取り】的な感じで育ったんです。テレビもアニメとかは見せて貰えず、訳の分からない討論番組とかばかり。ゲームもしたことがなくて、勉強と運動ばっかりで。勉強も運動も結果的に嫌いじゃないけど、さっき、恭ちゃんとゲームしたら、すごく楽しくて😆」
大「改めて【恭ちゃんのような普通の生活したいんだ】と思ったんです」
恭子と両親は顔を見合わせた。
「そーゆー事なら😉」
「じゃあ、恭子の勉強見たって👀❓それと、一応学校は行って欲しい」
大「父が被害届出したら私も困りますから。それはお約束します😄」
3・大子と廉と恭子
大子は、シェフの作る高級料理より、恭子の母・和美の作る茶碗蒸しやパスタを「美味しい♥️」と大絶賛🍝
恭「お母さん、早いうちにプリン作って🍮」
恭「大ちゅんに食べて欲しい😍」
大「えっ❓プリンって作れるんですか!?」
和「作れるで😉🎶 大ちゃん、一緒に作ろっか🎶」
大「楽しみです🎶」
丈「せや、大子も俺らの子とするんやったら、大子も敬語なしな❓」
大子は、家族でさえも敬語やピリピリした空気が流れていた西畑家とは違う対応に、高橋家がますます大好きになった。
大「うん😊 パパ、ママ大好き💕❤️」
夏休みに入ると、大子と恭子はプールやボーリング、ゲームセンターなど沢山遊びに出た🎳
大「インドアなはずだったんだけど、こんな、楽しいことが沢山あるんやね///////♥️」
約束のプリンを作った日🍮
「こんにちは😊」
丈「お、廉!いらっしゃい😊」
「この子が恭子の美人な友だちやな❓」
恭「廉兄!?うちは美人ちゃうってこと!?」
大「ふふふ🤭」
恭「大ちゅんも笑わんの!うりゃ!」
恭子はソファに座る大子の髪をぐちゃぐちゃにする🛋
しばらくして落ち着くと、廉は改めて自己紹介した。
「永瀬廉。恭子の従兄の高校1年。なにわ学園大学付属高校に通ってる。勉強は、恭子よりは出来るかな❓部活はサッカー⚽」
廉「よろしく🙏😊」
続く かも❓