10月14日・・・ゾイが亡くなって7年のこの日。
アリは6年ぶりの訓練競技会。今回はオプデスのオビディエンス1度(OB1)に出場です。
地味にずっと訓練してきましたが、六甲ロイヤルフィールドさんでのオビディエンスコンペに時々でて、ようやく競技会レベルになったと思えたので、出場することにしました。
今回はチームテストやステップ、ラリーオビディエンスなどありましたが、オビディエンスはビギナーからOB1.0B2.OB3あわせて全部で9頭。すくなー。
私がでるOB1は3人。表彰台のぼれる?(一定の点数がとれないと3人でも登れないのだ)
とはいえ、今日は初めて見たいなもんなので、
「点数よりもいかにアリが競技会を楽しく気持ちよく終わるか」
「私がアリの意識を保ちながらちゃんと歩数を数えれるか」
この二つがテーマ。
(オプデスでは自分で決められた歩数をカウントしながらコースを歩くのだ。)
犬が一杯でアリの(変な)テンションはアゲアゲ。ちゃんとできるんかい!
その不安感から、楽しく!のはずが、以前の「ちゃんとせえよ」的なムードを出してしまって、始まりはちょっと「また嫌なオカンや・・・。」とうまく気持ちがあわない。
そのため1度目の反転ターンがうまくいかなかったけど、速歩などがはいるとなんとかいい感じに。
この3年、私よりボールしか見えなくなったアリを変えるために、一からやり直してきた。
もう「ケー、ボールの報酬ない訓練なんてなーんもおもろないわー。」って言うアリをあーやこーやと試行錯誤し、オビコンペで「逃避の脚側」と言われて超へこみまくりーの、それでも地味にやってきた。
アリのキラキラな脚側。
若い時には普通にできていたのに、大人になって段々違くなってきた。
この1年でやっとちょっと二人もチームらしくなり、意欲的な作業になってきた。
始まりはちょっといまいちな脚側でしたが、なんとか持ち直して、歩数もうまく数えれて、群衆内の脚側もうまくいきました。
でも一番良かったのは全部が終わって審査員のもとに戻る時!
えーなんで今頃やねん!と思いながらも「私頑張ったやろ!」っていうアリを「ほんまや、ようやった頑張ったなー。」って無言で何度も伝えたよ。
まあ、課題は色々見えてきましたが、ほっとしてOB2やOB3の上手な人のを鑑賞していたら、
「ベストオビディエンス決定戦の用意せんでええの?」と知り合いに聞かれた。
そうか・・・OB1の1位だとOB2とOB3の1位の人と決定戦があるんだ。
さっきのいい感じで終わりたかったのに、2回目ってビミョーになることも多いし棄権したいけど、そうはいかんよね・・・。
慌てて科目をみんなに教えてもらい、(脚側と常歩行進中からの伏せ~呼び込み)
今度はどうせ勝てないからもう楽しもう位のモードでやっていたら、初めの50歩のカウントがビミョーに!
でも1回目の終わった時の「頑張ったやろ?」「うん、よう頑張ったな」がアリをいい気分にさせたようで初めよりいい作業でした。
群衆も・・・
でもやっぱり終わってからが一番ステキ。
きっと気持ちよく終わってくれたと思います。
で、終わってホッとして友達とかとしゃべっていたんで、上位の1位の方のオビディエンスは見ていませんでした。
が・・・まさかのベストオビディエンス!
デビュー戦でもらってしまったという幸運!
そう今日は常勝の神様もいないので、ラッキーにも頂くことができました。
上位にあがるともっと正確さも要求されるので、細かいことを詰めながらも、アリの作業意欲をもっとアップできるよう頑張っていこうと思います。
家に帰ってゾイにも報告。今日は花はないけど、代わりにカップだよ。
ゾイのお陰で訓練にはまってしまったので、ありがとうの気持ちで一杯です。
そして、今までアドバイスしてくださった先生方に感謝いたします。