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『アスリートの身体が進化する』フィジカルトレーナーわんちゃんのブログ

札幌市、東京で活躍する『身体を進化させる』アスリート専門のフィジカルトレーナーわんちゃん。理学療法士だけでなく、武道、ヨガ、ピラティスなどのエッセンスを取り入れてアスリートを進化させる。

・パフォーマンスを向上させたい!



・ケガをしない身体の使い方ができるようになりたい!



そんな選手は足元が安定することが必須条件となりますよね。


以前、足にはアーチがあるという話を書きました。



『スポーツ選手の役に立ちたい』整形外科理学療法士dogtailブログ
   ※キノコは関係ありません。クサそうだから載せました。





スポーツ選手に限らず、現代人のほとんどの方で



「足のアーチ」が崩れている人というのはとてもたくさんいます。






このアーチが崩れることによる弊害というものは、考えても数えきれないほどたくさんあり(外反母趾、捻挫、膝・腰を代表する慢性的な障害など…)、


多くの障害や外傷の裏にはアーチが崩れていたというファクターが隠れていることも少なくありません。




またスポーツにおいてもケガ予防はもちろん、パフォーマンスアップには絶対に欠かせない要素であります。








この「足のアーチ」を引き上げて、うまく使えるようにすることは


我々の治療のテーマの一つでもあります。






しかし自分は扁平足ではない、自分の足は大丈夫と思っている人がとても多く、もっというと自分の足に注意をほとんど向けたことがない人も結構います。


またアーチが落ちているから、痛いからといってクツやインソールでの補正のみに走る人も少なくありません。



でもこれでは何の解決にもなっていません。






僕は、スポーツでは特に


「多面性・多様性のある多くの足の機能を使いこなせる人間本来の足を持っていること」


が前提にあり、そこから競技特性や必要に応じてのクツやインソールやテーピングで必要最低限補正し、さらにパフォーマンスを引き上げることが理想ではないかと考えています。






僕はこのアーチの崩れをどうにか、何とかして改善させたくて


患者さんを相手に色んな既存の治療方法を試したり


細かく細かく、いろんな関節や骨のアライメントや筋肉を評価して


アーチを改善させることを模索していました。





しかし、細かく見れば見るほど、足の特定の機能に注目すればするほど




ドツボにハマっていく感じというか…


劇的に改善した感がないというか…





アーチって改善できないんじゃないか?すら思いました。







でも、最近ようやく!!


足が変わるという希望が少し見えてきました。


まず、僕の足が少しずつ変化し始めましたw


そこから患者さんも変化が見えるようになってきました。








本当にアーチを上げるための「鍵」となるものは…


・身体のどこで立つのか


・足以外の身体をどう使うか(特に重心・姿勢コントロールをできる身体かどうか)


・足と身体をつなげられるか


・本人がどれだけ自分の足と向き合えるか(特に感覚という観点)


・多面性のある数多くの足の機能に、我々がどれだけ向き合うか



かなと感じました。






考えることとしては多いですが、アプローチとしてする内容は


意外とシンプルなところに集約されてくるのかなと感じています。




具体的なことは今回はとても書ききれないので



これから、「本当にアーチを引き上げて使える足を作る!」


そんな項目もちょくちょく書いていけたらいいかなと思っています。







最後まで読んでいただいてありがとうございました。


photo:01


今日は、福井野小学校のミニバスの練習に帯同してきました。



去年の夏くらいから、北海道バスケットボール協会の依頼で

色んな病院の理学療法士が手分けして小学生に身体の使い方を教えにいってます。



しかし、小学生と言っても





身体の硬い子や、体幹股関節が使えていない子、スクワット動作がうまく出来ない子達で溢れかえっています。





一応、ケガ予防のためにストレッチやアップ、ダウンメニューを教えて


かつ動き方などをチェックして指導しています。




限られた体育館練習の中で、いかに身体の使い方をわかってもらうかは至難の技です。




同じスクワット動作でも、出来ない理由が一人一人違います。



全体に向けて教えても、個々の問題は解決しないし



個々で教えるのも時間や場所の問題が出てきたりします。



ただ、休憩の合間に気になる選手を呼んで修正するようには心がけています。




でも小学生なんて特に、身体の使い方さえ上手くできれば、



絶対的に技術の伸び方が違うんだろうなぁと感じます。




なんてことを思いながら



自分も動作分析の練習をしながら練習風景を観察しています。





もっと自分のレベルをあげねば‼

iPhoneからの投稿

前回書いた、「初速の動作」を速くするために必要な身体の使い方として



「外力」を使うという話をしました。



今回は、その外力の中で「反力」を使うというテーマで書きたいと思います。


整形外科理学療法士『スポーツ選手の役に立ちたい』dogtailブログ

・はじめの一歩が遅い


・はじめの一歩に爆発力がない





これは、はじめの一歩を筋力だけで動こうとしている人が感じていることです。








理想としてはマンガの主人公のように


はじめの一歩に「爆発力」が欲しいわけです。






このヒントに、外力の一つである「床反力」という力を利用するということが重要になってきます。








「床反力」とは、ニュートンの作用・反作用の法則に基づき、我々が立っているとき


足が床を押している力と同じ量の力で、床が足を下から押して力が釣り合っています。


この床が自分の身体を地面から上方向に押す力を「床反力」といいます。







地面を下に押す力が強ければ強いほど「床反力」は上に強く押し返します。



弱ければ弱いほど「床反力」は弱く押し返します。







しかし、ただ地面を強く蹴ればいいという話ではありません!


それは冒頭で書いた、筋力だけで動こうとする人の使い方です。







あなたがアナログの体重計に乗っているとしましょう。

体重計の数値は、床から押し返される力の量を表しているとします。


仮に70kgあるとします。


この時数値は70kgと表示されます。






では、一瞬膝をカクンッと素早く曲げて見ましょう。






体重計の数値は一瞬10~30kgまで軽くなり…





そこから数値は自分の体重70kgをはるかに超えて


一瞬で140kgくらいに到達します。








これは体重を一瞬軽くした後(抜重といいます)に体重が下方向に加速し


自分の体重以上の体重が加わったのです(荷重といいます)。



立ち上がる時は逆の現象が起こります。






つまり一瞬体重を軽くすることによって、その後に地面は身体を自分の体重以上の強い力で押し返してくれるです





これは「膝を抜く」といいます。







はじめの一歩に爆発力をつけるためには



動き出す直前に膝を抜く必要があります。





これを行うためには、「膝を抜く」身体の使い方トレーニングと


身体にかかっている重力を感知できる身体感覚を養う必要があります。







今回は、外力を使うという話をしました。







これ、自分でやってみると意外と難しいんですよね。



僕も重力を感知する身体を今頑張って作っています。





最後まで読んでいただきありがとうございました。